岩井の胡麻油株式会社 営業部 宣伝・広報担当 岩井理恵子さん(36歳)

  • HOME
  • 横浜版TOP
  • オフィスライフ
  • 横浜ごひいきチャンネル
  • 岩井の胡麻油株式会社 営業部 宣伝・広報担当 岩井理恵子さん(36歳)
岩井の胡麻油株式会社 営業部 宣伝・広報担当 岩井理恵子さん(36歳)

岩井の胡麻油株式会社
営業部 宣伝・広報担当
岩井理恵子さん(36歳)

転機を好機と感じたら
夢のかたちが見えた

 古くから横浜市神奈川区で製造され、「ヨコハマ・グッズ・横濱001」にも認定されているゴマ油といったら? 今回は、知る人ぞ知る名品「岩井の胡麻油」の魅力を探るとともに、次代を担う岩井理恵子さんの静かな決意に迫ります。

“ゴマ油屋の娘”のプライドを持ったとき

 岩井さんが家業である「岩井の胡麻油」に入社したのは1年半前のこと。それまではフリーでメイクアップアーティストの仕事をしていました。

 「大学卒業後、いったんはアパレルメーカーに勤務したものの、なんとなくサラリーマンではない仕事がしたいと思い、技術修得後にネイリストの友人に声をかけて独立したんです。ところが軌道に乗せるのは並大抵のことじゃない。そうこうしているうちに友人が体調を崩してしまい、それと時を同じくして当社で40年勤務した女性が引退することになったんです。もう迷う暇はありませんでした」

 家業とはいえ、長年勤めている社員も多く、ゴマ油に関する知識もキャリアもほかの社員のほうが上。34歳の新入社員には学ぶことが山積みだったそう。

 「デパートで試食販売をしていたときでした。『これは何?ゴマ油に種類があるの?』とおっしゃる方がいて、とても残念に思いました。確かにうちの商品は大半が業務用と海外輸出で家庭用は2割もありません。でも、製品の品質や一途に伝統製法を守り続ける職人たちの思いをこのままにしておいていいのだろうか。思えば、そこが本当の意味での転機でしたね。生まれて初めて実感したんです。“私はゴマ油屋の娘なんだ”と(笑)」

「岩井の胡麻油」を横浜の食文化に!

 「オリーブオイルを使い分けるように、ゴマ油も調理法や食べ方に応じて使い分ける文化が定着するとうれしいですね。私はそれを、この横浜でぜひとも実現したいと思っているんです」と岩井さん。物静かな口調でありながら、そこには夢をかたちにしようとする強い決意が感じられます。

 「今はパンフレットも業務用のものしかありませんが、一般家庭用のものも作りたい」という岩井さん。ゴマ油が女性好みのおしゃれな調味料に変身する日は、そう遠くないのかもしれません。

プロフィル

1975年横浜生まれ、横浜育ち。大学卒業後、アパレルメーカーに入社。その後メイクアップアーティストを経て、2010年1月に、「岩井の胡麻油」〈安政4年(1857年)創業〉に入社。宣伝・広報を担当し、自社製品を横浜ブランドにすべく、一般家庭向けの販路拡大のためのシステムづくりを検討。企業の“新しい目”として重要な役割を担う

▼独自の焙煎法がおいしさの決め手!
「岩井の胡麻油」名物トリオ

 厳選された白ゴマ種子を使い、ロータリーキルンという独自の機械で加熱・焙煎する岩井の胡麻油。産地ごとに焙煎の温度と時間を調節するのが美味しさの決め手です。香り豊かな金口は天ぷらのほか、肉じゃがやきんぴらの仕上げに、香りのない黄白はドレッシングや洋風料理のバター代わりに、ラー油はピザ・パスタとも好相性。あなたなりに3本を使い分けてみては。
岩井の胡麻油 TEL045-441-2033
住所 横浜市神奈川区橋本町2-1-26
http://www.iwainogomaabura.co.jp
※市内有名百貨店ほか通信販売も

左から、金岩井純正胡麻油 金口(140g)378円、岩井のごま辣油(55g)241円、黄白純正胡麻油(140g)378円 左から、金岩井純正胡麻油 金口(140g)378円、岩井のごま辣油(55g)241円、黄白純正胡麻油(140g)378円

岩井さん流
健康ドレッシング

 日ごろからゴマ油を調味料として使いこなす岩井さんが、ヘルシーなドレッシングレシピを教えてくれました。さっそく試してみて。

■人参ドレッシング


材料/「岩井の胡麻油・金口」大さじ2、人参50g、玄米黒酢大さじ2、塩小さじ1/4
作り方/黒酢にゴマ油を少しずつ加えながらかくはんし、塩を混ぜ合わせ、そこにすりおろした人参を加える


■みかんドレッシング


材料/「岩井の胡麻油・黄白」大さじ2、みかん果汁(果肉入り)大さじ2、レモン果汁小さじ2、塩小さじ1/2
作り方/みかんとレモンをしぼり、ゴマ油を少しずつ加えながらかくはんし、塩を混ぜ合わせる。柑橘類は、はっさく、甘夏などでもOK


[情報掲載日:2011.6/22]