知っておきたい防災知識

今こそ、心得たい“防災知識”
座談会

3月11日の震災が発生した日から、どのように意識が変化したのか、シティ読者の舘野真知子さん(30歳/製薬)、斉藤奈緖さん(30歳/教育)、川端美穂さん(30歳/製薬)が座談会を行いました。防災に関する不安を解消すべく、災害危機管理のプロ・和田隆昌さんを迎えて、防災知識を高めます。和田さんのアドバイスはさらに詳しく紹介しているので参考にして
※記事の最後に防災に役立つアイテムのプレゼントがあります。ふるって応募してね!

シティ読者座談会
3月11日はどのように過ごしていましたか?

舘野(以下、敬称略):総務担当から帰る指示がありましたが、私を含め社員の半分ほど会社に泊まりました。会社はライフラインが整っていて安心でした。翌日昼、混雑が落ち着いたころに帰宅しました。


斉藤:その日は休みで新宿にいました。地震発生後、駅に向かったけどすぐ駅員に追い出されました。ミクシィで友達が新宿にいることが判明したので合流。その後、連絡が取れた夫に車で迎えにきてもらいました。


和田:今回の震災で車の渋滞が起こりました。原因は帰宅困難者の迎えによるもの。できる限り、迎えは控えるべきでしょう。なぜなら渋滞によって交通規則を守らない人や、混雑で車が動かないからという理由で道路に自動車を置いて行く人が出てくる可能性があるからです。


川端:会社は代々木で、ヘルメットをかぶって、避難所である明治神宮へ移動。意外と会社や家の周りのどこに避難場所があるか、知らないですね。

アドバイス1

和田:勤務地から20㎞以上離れたところに住まいがある人は帰宅困難になります。首都圏直下地震の場合、650万人の帰宅困難者が発生すると、内閣府・中央防災会議で発表。そんなとき利用したいのは避難所です。避難所には広域避難場所、一時避難場所、避難所があるので違いを知っておくといいですよ。

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斉藤:建物内にいたときは外に出ない方がいいのでしょうか?

アドバイス2

和田:日本の建築法で震度7クラスでもビルは倒れないので、むやみに外に出ないこと! 地震発生から1〜2分後で亡くなるケースが多いのでしっかり身を守りましょう。外にいると、上からモノが落ちてくる危険があります。

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舘野:家族の安否確認をどうしらいいのかがわかりません。

アドバイス3

和田:家族の安否確認で有効なのは、171や三角連絡法。どこの避難所にいるのか事前に打ち合わせをしておきしょう。

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防災グッズの準備はしていますか?

舘野:家には水、カップ麺を用意。通勤バッグの中には、手動でできるケータイの充電器を入れるようになりました

アドバイス4

和田:移動のときには、最低限「水」を入れておきましょう。9月1日の防災の日、3月11日の震災が起こった日、この6カ月サイクルで、防災に関して、意識を持つようにしませんか。例えば、それぞれの日に防災グッズがちゃんと使えるかチェックする。冬場と夏場では必要アイテムが違いますよ。

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川端:インターネットも使用でき、地震情報などのアプリがあって便利と聞き、ケータイをスマートフォンに変えました。でも、使いこなせていません。

アドバイス5

和田:スマートフォンやiPadなどの機能や使い方を広げてくれるのがアプリ。無料のものから数百円程度のものが多く、手軽に利用ができます。パソコンよりも即時性があり、重要な情報をその場で手に入れられるのでサバイバルツールとして有効です。アプリでは「ゆれくるコール」、ラジオが聞ける「ラジコ」などは便利です。

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防災グッズの準備はしていますか?

和田:阪神淡路大震災のとき、大規模な火災が起こりました。地震では常に、火災が発生することが考えられ、火災が起こっても逃げるためには、会社や自宅周りでどこが安全か調べ、逃れられる場所を確認しておくこと。できれば、複数のルートを覚えておきましょう。


斉藤:地震に備えて、今後の生活ではどのような意識を持てばいいのでしょうか?


和田:まずモノの準備を。自宅には1週間分の食料、水の用意を、防災グッズとして必要なものは玄関においておくこと。押し入れにいれておくと、いざというときに取り出せません。そして、保安灯を用意しておきましょう。コンセントに差し込んでおけば、停電時に自動点灯し、真っ暗になってもモノを探せます。以上を踏まえて、できることは準備しておき、常に意識を持っておくのが大切です。

防災グッズ
いざというときの“役立つアイテム”
震災時帰宅支援マップ

会社から自宅の道筋を案内

大地震が発生して都心の交通網がマヒした場合、自宅まで歩いて帰るのをサポートしてくれる「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」(840 円/昭文社)。最新版はより実用性を重視した内容を追加。

デイパック

シンプルさと丈夫さで注目

 シンプルなデザインで人気のエルベシャプリエ“ナイロンデイパックM(1 万290 円)”。スタッフによると「3月11日の震災後、通勤用として購入された方が多かったです」。丈夫なので、旅行用としても人気。※取り扱いは松屋銀座2階「エルベシャプリエ」

サクセスウォーク

人間工学に基づいて開発

震災の日、ヒールのある靴を履いて長距離を歩き続けつらかった…。仕事柄、かっちりした靴を履かなければいけない人にピッタリなのがワコール「サクセスウォーク」(1万6800 円、ヒール5.5㎝)。人間工学に基づいて開発し体重をしっかり支えてくれるから歩きやすい。※取り扱いは松屋銀座3階婦人靴売場

災害危機管理アドバイザー 和田隆昌さんからのアドバイス
アドバイス2 そのとき、どうする?震災直後の行動が命を守る
アドバイス4 通勤中、持ち歩きで用意しておきたいアイテム
アドバイス1 避難所の違いを知っておこう!
アドバイス3 家族で確認しておこう! How to 安否確認
アドバイス5 有効な情報ツール“ツイッター”
[情報掲載日:2011.8/31]

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