男子で選ぶ!トキメキ2次元の中に・・・・ココロ潤うマンガセレクション
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日々、たくさんのマンガに触れている書店員さん。そんな目利きの彼女たちの心をとらえたお勧めコミックを紹介してもらいました。各ショップの個性が現れたセレクトにも注目です
VILLAGE VANGUARD PASEO店 河上祥子さん
アニメイト札幌店 高橋未来さん
リーブルなにわ 松村歩夢さん
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VILLAGE VANGUARD PASEO店 河上祥子さん
「聖☆おにいさん」(中村光)
01「聖☆おにいさん」(中村光)
 「モーニング・ツー」で連載中の大人気コミック。ブッダとイエス・キリストが有給休暇を取り、現代日本の立川で貧乏生活を送るという新感覚コメディー。「2人のほのぼのしたやりとりがいいですよね。爆笑というより『クスッ』と笑える感じ」。そして河上さんの注目ポイントは「絶妙な『間』、そして2人が着ているTシャツのプリントです(笑)」
(C)中村光/講談社
「ドロへドロ」(林田球)
「ドロへドロ」(林田球)
 ハードコアな世界観の中にもユーモアがさえる、独特の雰囲気が魅力。「魔法使い」によって顔をトカゲに変えられ、記憶を失った主人公・カイマン。彼は記憶を取り戻すため、魔法使いを狩っていく…。河上さんのお気に入りは主人公と敵対する魔法使いの「心(シン)」。「人間を狩る時は容赦なく残虐なのに、自分のファミリーのメンバーにはとても優しいんです。そのギャップがいいですね」
「SLAM DUNK」(井上雄彦) 「SLAM DUNK」(井上雄彦)
 ご存じ、バスケットマンガの金字塔。かっこいい(見た目だけでなく、生き様も!)バスケットマンがたくさん登場。河上さんは「男らしくてクールでケンカが強い三井が好き」とのこと。「名シーンもすごく多いですよね。主人公の花道とライバルの流川が、最後の試合でお互いの顔を見ずにハンドタッチするシーンは本当にいい!」
(C)井上雄彦 I.T.Planning,Inc.
アニメイト札幌店 高橋未来さん
ヘタリア Axis powers(日丸屋秀和)
ヘタリア Axis powers(日丸屋秀和)
 ファストフード店や都道府県、調味料などをキャラクター化してマンガに仕立てる「擬人化マンガ」が人気。その草分け的存在がこちらです。「イタリアにドイツ、日本にアメリカなど、おなじみの国が、国民性や歴史などをもとに個性豊かなキャラクターになっています。私はおっとりしてるように見えて、怒らせると怖いロシアが好きです」。関連CDなどの売れ行きも好調だそう。
(C)日丸屋秀和/幻冬舎コミックス
戦國ストレイズ( 七海慎吾)
戦國ストレイズ( 七海慎吾)
 「昨年『歴女』という言葉が話題になりましたが、コミック業界では歴史物はコンスタントに人気です」。これは現代の女子高生が安土桃山時代にタイムスリップ。若き日の織田信長と出会い、彼とともに戦うというストーリー。「とにかく信長様がかっこいいんです。もちろんその家臣も、女の子みたいにかわいい五郎左さんをはじめ、イケメンぞろい(笑)」
(C)2008 Shingo Nanami/SQUARE ENIX
「ジュテーム、カフェ・ ノワール」(ヤマシタトモコ) 「ジュテーム、カフェ・ ノワール」(ヤマシタトモコ)
 「いわゆるボーイズラブ系ですが、そっち系になじみのない人にもお勧めです」。高橋さんお気に入りの表題作は、小さなカフェを舞台に、友人(男)に恋の告白をした男と、その場に居合わせたバイトの男子2人&3人の客の人間ドラマをさりげなく、そしてコミカルに描いています。「登場人物がリアルで、実際にいそう。キラキラ系の美形ばかりでないところにも、親近感が沸きますね」
(C)ヤマシタトモコ・フロンティアワークス
リーブルなにわ 松村歩夢さん
となりの怪物くん(ろびこ)
となりの怪物くん(ろびこ)
 入学早々流血事件を起こし、それ以来学校に来ない吉田春。たまたまプリントを届けに行った雫は、なぜか春に「友達認定」されてしまう…。これまで成績にしか興味のなかったクール少女・雫ですが、「寄ってくる春をなんだかんだでかまってあげるようになります。そうするうちに、サラッとすごいことを言う春に、ドキドキさせられるようになるんです。ちょっと不思議な男の子・春が大型犬のようでかわいい!」
(C)ろびこ/講談社
図書館戦争 LOVE&WAR(弓きいろ・原作/有川浩)
図書館戦争 LOVE&WAR(弓きいろ・原作/有川浩)
 「メディア良化法」による厳しい検閲から本を守るため、図書館が「図書隊」という防衛組織を持つ世界。郁は幼いころ助けられた図書隊員にあこがれ、図書隊に入隊しますが…。「郁の上司・堂上がかっこいいです。モテるのに硬派! 仕事をするうちに、(郁と堂上は)お互いに似ていると感じて引かれ合うのですが、2人の関係も見どころですね。ほかの登場人物も個性的で魅力的」
(C)有川浩、弓きいろ/白泉社
薔薇嬢のキス(硝音あや) 薔薇嬢のキス(硝音あや)
 不思議なカードに主人公がキスをすると、自分を「支配者」と呼ぶ「薔薇騎士」が現れる。しかもその騎士は学校で大人気の美少年ばかり…という、「乙女の夢」的ストーリー。松村さんのお気に入りは「白バラの騎士ですね。生徒会長で、最初のうちはすごくかっこいい扱いだったのですが、話が進むうちにナルシストでちょっと気持ち悪い感じになってきて(笑)面白いです」
(C)硝音あや/角川書店
[情報掲載日:2010.2/24]
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