先輩にヒントをもらって2010年飛躍の年に 今、伝えたいこと special
Question あなたの仕事の悩みは?/Question 憧れの30代・40代ってどんな人? Interview01 オフィス鶴羽 代表取締役 鶴羽佳子さん
Interview02 日糧製パン マーケティング室係長 蔭山朋子さん  Interview03 パルコ 札幌店営業課 課長 野口香苗さん
Question あなたの仕事の悩みは?
Q1_box
契約社員なので、将来が不安。また、会社自体がいつまで存続するかも分からない。
製造29歳

将来のキャリアを考えた時に、今の業種を続けてよいのか不安。
医療25歳

10年近く同じ部署で働いているため、毎日なんとなく仕事をこなしてしまいマンネリを感じる。また、スキルアップしているか疑問。
教育31歳

常に学び続けなくてはいけない仕事なので、ずっと向上心を持ち続けて仕事をできるか不安。
団体職員31歳

「この仕事をずっと続けたい」という仕事にいまだ出合えていない。
旅行25歳

今の会社では産休が取れないので、ずっと働くことを考えた場合、どのタイミングで転職すべきか悩む。
製造29歳
Q1_box
Question 憧れの30代・40代ってどんな人?
Q1_box
仕事を効率よくこなし、家庭もしっかり支えている人。
人材31歳

それまでに培った経験をしっかり生かした人生を送っている。
通信31歳

常に前向きで努力を忘れない。仕事が忙しくてもストレスをため込まずに上手に発散できる、自分を分かっている人。
医療35歳

部下や後輩から尊敬され、リーダーシップをとって働き、それまでに自分がしてきたことをきちんと伝え、指導できる人。
福祉34歳

若作りせず、年相応の外見的美しさと、言動すべてに落ち着きと安心感のある女性。
人材29歳

メンタル面も仕事のスキルでも、若いころより進化している人。
運輸33歳
Q1_box
Interview01
20代でやっておいて良かったこと
とにかく仕事。チヤホヤされるこの時期こそ力を付けるべきだと思います。また、社外に友人をたくさん作ったこと。今でも繋がっている友人もいて、助けてくれることもしばしば。
30代でやっておいて良かったこと
出産と子育て。やっぱり仕事。子育てと仕事に突っ走った30代でした。仕事は、30代になるとプロとして扱ってもらえるようになり、断然やりやすくなった。やった分だけ自分に返って来ることを実感できました。
編集ルーム
編集ルームで企画書を作ったり、原稿を書いたり。鶴羽さんのほか10人のスタッフは全員女性で、互いがはっきり意見を言い合いつつも、フレンドリーな関係
PROFILE:1968年生まれ、大分県出身。大学卒業後、アナウンサーとして北海道放送に入社。同社を退社後、番組制作会社を設立。プライベートでは5歳の男の子の母。趣味は子供との公園巡りや音楽を聴きながらのドライブ。
答えの出ないことは悩まない。まずは自分を認めてあげよう
オフィス鶴羽 代表取締役鶴羽佳子さん
オフィス鶴羽 代表取締役 鶴羽佳子さん
 その場がパッと明るくなるような、華やかで気さくな雰囲気の鶴羽佳子さん。北海道放送のアナウンサーを経て、テレビ番組制作会社「オフィス鶴羽」を設立。現在は10人のスタッフとともに、NHKの情報番組の制作を中心にテレビの仕事を行うほか、大学の非常勤講師や研修の講師など、忙しく飛び回っています。
 転機は、テレビ局を退職した時。「1年目からいい仕事をいただき、“蝶よ花よ”と育てられ、自分ができると勘違いしたんでしょうね(笑)。そのうち自分より若いコが入ってきて世代交代。今ならキャリアを積んでこそできる仕事があると分かるし、“あんなに育ててもらって”と思うけど、当時は先を見られず、モチベーションを保てなかったのだと思います」と振り返ります。いざフリーになると、仕事を得ることは容易でなく、惨めな思いもしたそう。そこで、実績を作るしかないと実感し、新たなスタートを切りました。「一つひとつの仕事や出会いに感謝し、誠実に精一杯やりました」。その積み重ねが実を結び、ほどなく会社を設立。今では、いつ休んでいるの?と思うほど多忙で充実した日々を送っています。
 母の顔も持つ鶴羽さん。若いころは子どもを持つことを強く望んでいた訳ではなく、働く上でネガティブなイメージさえ持っていた時期も。でも36歳で出産し、考えは一変。「すごく大変だけど、子どもは驚くほど自分を成長させてくれると知りました」と顔をほころばせます。ただでさえ働きながらの子育ては大変ですが、40歳で離婚しシングルマザーに。もっと大変になったのでは?と聞くと、「友人やシッターさんに助けてもらっています。厳しい環境だからこそ必要な情報に敏感になるし、ネットワークもできる。子どものおかげで仕事に幅もでたし、生活も健康的になりました」とポジティブです。
25歳の頃 一方で、いつも全力投球するからこそ疲弊することも。その経験からアドバイスをくれました。「女性は年を取ることに焦りを感じますよね。それは、仕事も結婚も?若いうちに何とかしなきゃ“?このままでいいのか“と考えるから。40歳になってそれがなくなり、人生の折り返し地点、再スタートだと感じました。自分が何を大切に生きたいか、そしてゴールをどこにするかが分かり、ラクになった。だからまだゴールが見えない20・30代は、不安で当たり前。分からないことから来る不安や答えの出ないことを必要以上に悩まなくていいと思う。それなら、毎日働いている自分を褒めてあげ、好きなこと、できることを大切にしてください」。最後に、今後について尋ねると、「もう一度結婚して、2人目を産みたいですね」と頼もしい言葉が。年を重ねることが楽しみになる笑顔を見せてくれました。
[情報掲載日:2010.1/13]
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