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CASE 1  上司が間違えたことを言っている・・・
CASE 2 大切なのはこまめ・迅速・正直な報告
CASE 3 仕事を断るときは・・・
湯元小金湯マネージャー 工藤里美さん スコープ旅行センター常務取締役 河崎真一さん
ヨシケイ札幌営業所 所長菅井久美子さん サンウェーブ工業北海道支社 ハウス課 石崎 修さん
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上司とうまく付き合うために

 上司とのコミュニケーションで一番大切なのは相手への尊敬の気持ちを態度で示すこと。まず、尊敬の念を持つことが第一ということです。敬語やマナーは、尊敬の気持ちを分かりやすく表現するためのツールと考えましょう。中にはどうしても上司との相性がよくないと感じる人もいるかもしれませんが、どんな上司でも、会社がその立場にふさわしいと認めた人であることは確か。相手の立場を肯定し、いいところを探す努力をしてみましょう。それは同時に自分自身の成長にもつながります。
 ここでは、上司と接する際によくある困ったシーンで、うまく対応するコツを紹介します。
case1 上司が間違えたことを言っている…
img01 そんなときはとりあえず話を最後まで聞きましょう。相手の言葉をさえぎってはいけません。話をすべて聞いたあとで、訂正しなくてはならない間違いなら「もう一度確認させていただきたいのですが、●●の件は○○ということでよろしいでしょうか?」「お気付きかとは思いますが、●●とは○○ではないでしょうか?」など、相手の顔をつぶさないように確認を。 相手が勘違いをしているときは、「申し訳ございません。私の伝え方が悪かったのかもしれませんが、○○は●●というつもりで申し上げました」と、少しへりくだって真意を伝えましょう。
case1 大切なのはこまめ・迅速・正直な報告
img02 部下に任せた仕事の進み具合を確認するのも上司の仕事です。指示された仕事が終わったら、すぐに報告をしましょう。上司から「あの件はどうなってる?」と聞かれたら、すでにそれはマイナス1ポイント! 報告のタイミングが遅かったと考えたほうがいいでしょう。上司から指摘される前に、こちらから報告に行くように心掛けて。

報告するときは…
 「失礼します」と声を掛け、「今よろしいですか?」と、必ず相手の都合を確認しましょう。ビジネスシーンでは結論が最優先。自分がどんな用件で話し掛けたのかを最初に言うべきです。そうすることで上司も、緊急に対応すべきことなのか、時間があるときでもいいことなのか、心の準備ができます。

ミスをしてしまったときは…
 まずは報告です。報告しないことには上司もフォローができません。事が大きくならないうちに報告し、上司の指示を受けましょう。そのときは「ミスがあったので相談させていただきたい」と結論から切り出し、続いて状況説明を。自分の気持ちや意見を伝えるのは一番最後です。自分でなんとかできるかもしれないミスやトラブルを見付けたときも同じ。自己判断で対処せず、現在の状況と、自分が「こう対処しようかと思っている」ことを報告し、上司の判断を仰いで。そのやりとりの中で、あなたの判断力も磨かれていきます。
case1 仕事を断るときは…
 上司から仕事を頼まれたけれど、ほかに急ぎの仕事があったり、大事な用事があって残業できないなど、すぐには受けにくいときもありますよね。上司はあなたを見込んで任せようとしているのですから、「できません」とは言いたくないもの。そんなときは、まずは「はい、分かりました」と返事をして。仕事を受ける意欲はあることをアピールしてから、「でも●●の理由で今すぐはできません」と自分の状況を具体的に伝えましょう。そのあと「明日の午前中の提出でよろしければ、明日の朝一番でやります」など代替案を上げ、上司の判断に委ねて。
お話を聞いたのは…井島惠子さん
企業や学生、個人を対象にビジネスマナー研修などを行うBLOSSOM 代表。「マナーインストラクター」「キャリアカウンセラー」の 肩書きを持ち、自らセミナーや講習の講師を務めるほか、講演やラジオ出演なども行う。
http://www.blossom.org.uk/
[情報掲載日:2009.10/07]
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