プロに聞く、結婚への道 うまくいかない理由、成功する秘けつ
読者の婚活をプロが分析 ほかにも寄せられた読者からの疑問にも答えてもらいました!
「婚活に行き詰まりを感じている」という読者A子さんが、長年多くの結婚希望者に接している、結婚相談所「サンマリエ 札幌店」のベテランアドバイザー窪田静枝さんに、自分の婚活について相談。今後に役立つアドバイスをもらいました。ほかにも、読者から寄せられた質問にも答えてもらいました。
出会いはあっても実のある付き合いに発展しないんです
A子さん 最近では月に5回ペースで合コンに参加しています。友人からの紹介もあり、男性と知り合う機会はあるのですが、気に入った男性が現れても、なかなか恋に発展しません。デートをした人もいるのですが、2、3回会ってそれっきり…。どうしたら恋愛に結びつくのでしょうか?
窪田さん A子さんの理想の男性はどんなタイプですか?
A子さん 外見へのこだわりはないのですが、優しく堅実な人が理想。できれば趣味や笑うツボが近い人がいいです。
窪田さん では、今までデートした男性のなかにはそういう人がいなかったの?
A子さん うーん。全然つまらないことで相手が笑っていたり、一緒に食事をしていて、まったく食の好みが合わないということに気づいたり。
窪田さん 確かに趣味や笑うツボが同じだと話題にも困らないし楽しいでしょう。でも、違う趣味を持つ者同士だからこそ、世界が二倍に広がります。「それってどんなこと?私にも教えて?」と興味を示してみては? 食の好みも大事ですが、それは付き合いながら手料理を振る舞うなどして味覚を近づけられますから大した問題ではないんです。
A子さん でも、ある程度の理想は描いていたほうがいいのではないでしょうか?
窪田さん 理想は大切。でも、これだけは譲れないという部分を除き、第2希望まではよしとする許容範囲の広さも必要。王子様をただ待っているだけでは、せっかくの出会いも逃してしまいます。
A子さん 最近、合コンで良いと思う男性に出会い、2回デートしました。でも3回目はありませんでした。なぜダメだったのか理由が分かりません。
窪田さん 最後のデートはどんな感じでした?
A子さん 映画を見た後、食事をしました。そこでなんとなく会話がかみ合っていない、とは思ったのですが、そこは目をつぶることにしたんです。
窪田さん デートはどちらから誘ったのですか?
A子さん 2回とも彼から。3回目は私から誘いましたが、「忙しい」と断られてしまって。
窪田さん 最後のデートのときにA子さんが感じた「かみ合っていないかも」という疑問は、きっと相手の男性も同じように感じていたと思いますよ。そういう疑問を感じたら、「こんなに楽しいのに、たまにかみ合ってない時あるよね!」と笑って素直に言ってしまえばよかったのです。
A子さん そんなこと言っても大丈夫なのでしょうか?
窪田さん ええ。ただここで大切なのは必ず最初に良い面を伝えること。その後で「かみ合ってない」という次回への改善点を共有することです。A子さんが理想とする堅実な男性には不器用な人も多いはず。「彼もかみ合っていないと感じてつまらない思いをさせたのでは」と自信をなくしてしまったかもしれません。
A子さん どちらかというと、草食系の男性だったかも。
窪田さん 草食系の男性が増えているのは確か。お付き合いする上でも女性がリードするほうが結婚へ繋がる確率が断然高いようです。男性の好きな話題や得意分野などについて、A子さんの方から積極的に持ちかけ、興味を示すのも有効的なアピール。好意を持たれていると感じて嫌な気がする男性はいませんから。
A子さん では、自分からもっと積極的に行動した方がいいということですか?
窪田さん そうですね。女性がイニシアチブを取りつつ男性を立てるのがコツです。
A子さん 今後はいいなと思う男性に出会ったら、自分から行動を起こすべきですか?
02_02窪田さん それも大事。でも、でしゃばり過ぎると男性は引いてしまいます。その加減が難しいのですが、合コンやパーティーなど女性が複数いる場合、押しの強い女性は残念ながら人気がありません。それより、笑顔を絶やさず相手の話をきちんと聞ける女性が好感を持たれるようです。
A子さん 聞き役に徹するのがいいのでしょうか?
窪田さん 聞くだけじゃダメ。会話のキャッチボールもできなきゃ。その会話のなかに、相手を思いやる言葉が入っているとなおいいですね。男性は結婚相手と自分の母親を無意識に重ねていることがあるので、彼の健康を気遣うことをさりげなく言ってあげるなどするとポイントアップ。男性はやはり女性に癒やしを求めていますから。あと、何よりも笑顔を忘れないで
A子さん 笑顔、ですね。
窪田さん A子さんは笑顔が素敵。その笑顔があればきっと素敵な男性に出会えるはずです。頑張ってください。
A子さん とても勉強になりました。頑張ります!
Q「ガードが堅い」とよく言われます。そのイメージを変えるにはどうしたらいいでしょうか?
A笑顔が足りないのでは? 服装もパンツルックより、女性らしいラインが出せるワンピースやスカートなどを着るという工夫も大事です。

Q合コンやパーティーなど、初対面の男性に自分をうまくアピールするにはどうしたらよいの?
A自分のいいところを伝えるのも大切ですが、そればかりでは面白くありません。ちょっとした失敗談を織り交ぜることで、男性に「楽しい人だな」と思わせることができます。そのためには自分の長所、欠点を一度しっかり見つめ直してみることも大切です。
Q3年付き合っている彼がいますが、プロポーズしてくれません。彼からのプロポーズを待つべきか、それとも見切りをつけて、ほかの男性を探すべきでしょうか?
A女性からはプロポーズできないという固定観念があるのでは? 一度、あなたから結婚について彼に投げかけてみてはどうでしょう? 待っていても年を取るだけ。2人の将来について、あなたの意志を明確に伝えてみてください。それで、男性も踏み込む気になるかもしれません。別れるかどうかはそれから判断して。
04_bottom 私たちこうやって結婚しました
結婚した人はどんなステップを踏んだの? 見事「成婚」した3人の結婚までのストーリー、決め手を聞きました。
意識が変わった時に出会ったのが彼
M・Sさん(36歳) 
出会いは'07年10月 。昨年12月に入籍。仕事は夫の転勤に伴い退職。
 出会いを求め、合コンに参加したり、友人に紹介を頼んだりしていたものの、良い出会いのなかったMさん。夫と出会ったのは、’07年10月、信頼できる友人の紹介でした。「会う前から“真面目で誠実。仕事ができ、周りから信頼されている”と聞き、安心して会いました」。その後、何度かデートを重ね付き合うことに。翌年9月に彼の転勤が決まり結婚。結婚するためにしたことは?と尋ねると、「いつ出会ってもいいように外見も内面も若く、女らしくいられるようにエステに行ったり内面を充実させる努力はしていました」。でも、自身の意識の変化も大きかったと言います。「それまでは見た目のかっこよさや年収を重視していたけど、安心感や誠実さを求めるようになった時に彼に出会ったから結婚できたのだと思います」。
違うシチュエーションで何度か会うのが大切
A・Nさん(35歳) 
出会いは昨年6月。今年5月に入籍。
 出会いは誘われて参加した異業種交流会。普段なら参加しない会にAさんが参加したのには理由がありました。その1カ月ほど前にホロスコープを見ることのできる知人に「結婚相手を見つけるなら今年。いつもと違う人に出会える場所に足を運びなさい」と言われたのでした。それもあって参加した場で同じテーブルになったのが夫。「次に繋げよう」くらいの気持ちで連絡先を交換し、後日ほかのメンバーを交えて合コンを実施。数人でドライブやアウトドアを楽しむうちに、彼の素敵な面が見えてきて付き合うことに。付き合う時点で彼が“結婚を視野に入れて”と言っていたので、9月にはAさんの親にも会い、結婚へ。「飲み会だと一度会ってそれきりになる人が多い。でも、“友達になれそう”と思う人とは、シチュエーションを変えて何度か会うと新たな面が見えるので恋に発展することも。また、“今年”と期限を決めて活動したのも良かったのかも」。
いかに相性の良い人に出会うかが肝心
K・Kさん(41歳) 
出会いは'06年5月。'07年7月に入籍。
 期待せずに参加したカップリングパーティーで出会った男性と、出会いから1年で結婚したKさん。参加するまではパーティーに対してあまり良い印象は持っていませんでしたが、初めて参加した時に素敵な男性とカップルになった経験から、「短時間で効率よく出会える場」としてパーティーを肯定するようになり、何度か足を運ぶように。自身の婚活を振り返り、「出会いのきっかけは問題でなく、いかにして相性の良い人に出会うかが大切。うまくいかない相手と駆け引きを繰り返し、時間や気持ちを浪費するより、たくさんの出会いの機会を持ち、その中で一番合う人を選べばいいと思う。私も多くの人に出会ったからこそ、夫に会った時にピンと来たのだと思います」と話してくれました。
[情報掲載日:2009.8/19]
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