INTERVIEW 俳優 阿部サダヲさん


interview

俳優阿部サダヲ

最新出演作は、型破りなロックスター役

「妥協しない」が生んだロックコメディー

 「俳優のほかに、“グループ魂”として音楽活動をしていることもあって、ミュージシャンの役をずっと演じてみたかったんです」と話すのは、映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」で主人公のシンを演じた阿部サダヲさん。

 驚異的な歌声を持ち、世界的に人気のロックスター・シンには、“声帯ドーピング”というヒミツが。ふとしたことから、ストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)にそのヒミツを知られてしまうというストーリーです。

 脚本・監督を務めたのは、「時効警察」シリーズなどの三木聡監督。「三木作品独特の“ゆるい”雰囲気は、台本の言葉通りじゃないと出ないんだと、この作品に参加して実感しました。だから、リハーサルをすごく丁寧に行って、セリフが一字でも違ったらリテイク。あの“ゆるさ”は、妥協をしないからこそ表れるんです」

 ハイテンション・ロック・コメディーがテーマの作品だけに、さまざまなアーティストが提供した楽曲にも注目が。特に、シンが歌う主題歌「人類滅亡の歓び」は、いしわたり淳治さんとHYDEさんがタッグを組んだ一曲。「デモ音源がカッコよくて、グループ魂の曲とは違った歌い方を目指したかったけれど、声を変えることは、なかなか難しかったですね…」

 新たな一歩を踏み出せないふうかに対して、シンが言う「やらない理由を見つけるな」というセリフが印象的だったと話す阿部さん。

 「実は、昔、“やらない理由を見つけて、やらない”時期があったんです。その姿勢がカッコ悪いと思うことができるような年齢になってから、シンを演じられて良かったです。ぶっ飛んでいるところもあるけれど、シンみたいな“ロックな人間”に憧れますね」

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PROFILE
1970年、千葉県生まれ。松尾スズキ主宰の大人計画所属。1992年、同劇団の舞台「冬の皮」でデビュー。その後、「anone」(日本テレビ系)や「彼女がその名を知らない鳥たち」など、テレビ、映画、舞台と幅広く出演。2019年1月から放送の、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)を控える。

ヘアメイク/中山知美
スタイリスト/チヨ(コラソン)

10月12日(金)からTOHOシネマズ梅田、
TOHOシネマズなんばほかで、全国ロードショー

 長年にわたる、“声帯ドーピング”の副作用で、いつ声が出なくなってもおかしくない状況に陥っている、カリスマロックスター・シン(阿部サダヲ)。そんなとき、偶然出会った“声が小さすぎる”ストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)の歌を「心が燃えない、心の不燃ゴミ」と、バッサリ。この出会いが、二人の音楽人生を大きく動かすことに…。

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©2018「音量を上げろタコ!」製作委員会/アスミックエース


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