
恋人がほしい、今の彼との結婚は…。恋愛の悩みは人それぞれだけれど、解決の糸口が見えなくてつらいのはみんな同じ。今回は、メンタルトレーナーの浮世満理子さんが読者の恋の悩みを解決しちゃいます!
※読者回答は2015年6月5日~8日に実施のシティリビングWebのアンケートから。
勇気を持って一歩踏み出せば
ハッピーが待っているはず
妄想はやめて目の前の男性と交流を深めて
彼がいない読者からは、「男性が怖くて好きになれない」という声がちらほらと。恋に臆病になり、二の足を踏んでしまっているよう。浮世さんは「近ごろ、男女とも恋愛力が落ちている傾向があります」と言います。「原因はコミュニケーションの破綻。SNSやゲーム、アイドルにハマり、恋愛もバーチャルな世界で足りている人が増えています。妄想の世界では自分の願望通りにできますが、生身の相手だとそうはいかない。それが怖くて、リアルな恋に臆病になっているのでは」とも。
そこから抜け出したいのなら、「目の前にいる男性に恋をすること」と浮世さん。「笑顔が素敵とか、趣味が合うとか。少しでも“いいな”と思ったら、1cmでも距離を縮める努力を。友達からのスタートでもいいと思います」。理想の人を探すよりも、身近な男性に意識を向けることから始めてみて。
“長く付き合える彼”を探す
現在、彼がいる読者の悩みで多かったのが、「彼と長く一緒にいられるためには、どうすれば?」。これを受けて浮世さんは「長く一緒にいられるために、と考えてしまうのは“すぐ別れるかもしれない”可能性があるということ。自然と長く続いているカップルは、そんなことは考えません」とバッサリ。浮世さんいわく、間柄があいまいなまま、肉体関係を持って交際を始めると、その恋は短命に終わることが多いそう。「彼女と認定されてから肉体関係を持つこと。そう伝えて男性から“重い”と言われたら、その人とは付き合うべきではありません」
彼との関係を見直して、リセットするなら、次は「長く付き合える男性を見つける」こと。「それはモラルがしっかりしている男性。派手さがなく、おとなしい人が多いですが、わかる女性が選ぶのはこういう男性です」とアドバイスが。男性を見極める目を養って、自分自身が幸せになれる恋愛ができるといいですね。
メンタルトレーナー
\浮世さんが読者にアドバイス!/


A. 出会いはどこにでもあります。ただし、自分が恋愛に対して心を開かないとダメ。まずは出会いの準備を整えましょう。例えば、電車の中では年配の男性ではなく、同世代の男性の隣に座ること。それぐらいの意識と意気込みが必要です。あとは、自分の趣味の場へオシャレをして、1人で出かけること。これを実践して、美術館で出会った男性と2カ月後に入籍した人がいます。やみくもに婚活パーティーやコンパへ行くよりも、いい出会いが待っています。
A. 男性ウケする女性を演じる必要なんてありません。無理をした状態で出会った彼と一緒にいても、いずれ疲れ果てて長続きしません。一つだけ進言するなら、「男性を必要としていない」というオーラを出さないこと。服装なら、持っているアイテムの中で、もっとも女子力の高い服や小物を身に着ければ、自分らしさを大切にしながら恋愛モードに切り替えられますよ。
A. ストレートに聞いたらいいと思います。でも「結婚するの?」と聞くより、「将来はどういう人生を考えているの?」という聞き方が◎。そうすれば、彼の「結婚」に対する価値観や考え方がわかるからです。その代わり、あなたの考えもきちんと伝えること。仮に彼に結婚する気がないのなら、別れるのも悪くない選択だと思います。ここでためらっていても、無駄に時間が過ぎていくだけですから。
メンタルトレーナー・プロフェッショナル心理カウンセラー。トップアスリートのメンタルトレーニングを担当するほか、「アイディアヒューマンサポートアカデミー」学院長としても活躍。著書に「メンタルトレーナーをめざす人がはじめに読む本」など多数。
http://www.idear.co.jp/