“間合い”でコミュニケーション術【ビジネス編】


意識するだけでコミュ力UP “あ・うんの呼吸”を極めましょ

意識するだけでコミュ力UP “あ・うんの呼吸”を極めましょ

 絶妙な間合い、“あ・うんの呼吸”で受け答えができる相手とは、気持ちよく会話が弾むもの。今回は、コミュニケーション術の中でも無意識になりがちな、でも意識するだけで格段にレベルアップする「間合い」のテクニックを伝授します。

\商品券2000円を5人にプレゼント/

働く女性のあ・うん検定


「間合い」をとることは
承認し合っているサイン

 心地よい会話を成り立たせるには、お互いに「承認し合っている」という実感が必要。こちらが話したことが相手に伝わり、それを相手がきちんと消化して、今度は相手が話すというプロセスが、会話のキャッチボールの基本です。
 そのためには会話の中で、相手が話したことを消化するための「間合い」をとることが大切。間合いがあると、相手は「自分が話したことがちゃんと伝わっている」という実感が得られ、気持ちよく会話ができるのです。
 さらに、相手との適度な距離感をキープすることも、間合いの極意といえます。初対面の相手に、いきなり心理的に近付き過ぎると、相手は居心地の悪さを感じてしまいます。反対によそよそしくても、当然会話は弾みません。ビジネスでもプライベートでも、心地よい距離感を意識して、コミュニケーションアップにつなげましょう。

【Case.1】1対1でトーク

「話を聞いている」と伝えて、
相手の信頼を獲得

 1対1、特に初対面の相手との会話では、「あなたの話をちゃんと聞いています」と伝え、相手の信頼を得ることが、スムーズな会話を進める最大のポイントになります。とはいえ、大げさなリアクションをする必要はなく、相づちを打ったり、うなずいたりするだけで十分です。

イラスト
仕事で“初めまして”

まずは持ち物や服などの話題から
情報が増えたら趣味の話も

 相手のことを直接あれこれ聞くのではなく、相手が興味を持っていそうなコンテンツを介して、心理的な距離を縮めましょう。初対面では、相手の持ち物や身に着けているものを話題にし、何度か会って情報が増えたら趣味の話などでもOK。小さい相づちや、黙ってうなずくだけでも、相手に承認の実感を持ってもらう効果があります。

Point
服や持ち物の話で距離を縮めて
相づちやうなずきで、「聞いています」サイン
取引先に食事に誘われた

リアクションに強弱をつけ
盛り上がりを演出

 相手が興味を持つ話題で、「YES・NO」では答えられない質問をしましょう(例えば、「料理はしますか」ではなく「得意料理はなんですか」など)。相手に多く話してもらうのがコツです。特に関心を持ったことには「へえ、そうなんですか!」と、表情豊かに大きく間を取り、それ以外は小さくうなずくなど、間合いに強弱をつけることで、会話の盛り上がりを演出できます。

Point
YES・NOで答えられない質問をする
リアクションに強弱をつける

【Case.2】グループでトーク

自分と間合いが合う
“一人”を見つけて

 人前で意見を述べたりプレゼンをしたり、グループでの会話は苦手、という人は多いのでは。大勢の人と間合いを合わせるのは難しいもの。グループの中で自分と間合いが合う人を一人見つけて。その人に向かって話すことならできるはず。効果的に“沈黙”を使うのも手。

イラスト
大勢の前でプロジェクトの説明をする

完全な沈黙で、落ち着いた印象と話を消化する時間を与えて

 大勢の人がいる前で話すときは、あえて思い切った「間」を使うのがおすすめ。文と文の合間に、意識的に沈黙の間を入れましょう。「あー」「えー」などの声を出さずに、完全な沈黙を守り、話し手にとっては「長すぎるかな」と感じるくらいの間をとるのがポイント。聞き手に落ち着いた印象と、話を消化する時間を与えることができ、話の内容が伝わりやすくなります。さらに緊張しやすい人は、こちらを見て相づちを打ってくれている「間合いの合う人」にフォーカスすると、話しやすくなります。

Point
文と文の間は、長めに沈黙
間合いの合う人にフォーカス

こんなときどうする? 実践編

【Scene.1】仕事の商談を成功させたいとき

十分な間をとった後、
やや強めに空気を変える

 “YES”の返事をもらいたいときは、つい「間」を詰めていきたくなるものですが、そのせいで相手に「ゆっくり考えられなかった」と思わせてはNG。むしろ長めに間を置いて、相手に考えてもらう時間を与えた方が、よい結果につながります。十分な間をとった後に、やや強めに「いかがでしょうか」と空気を変えてアプローチをすると有効です。

【Scene.2】ミスが発覚! 取引先に謝罪するとき

間髪入れずに答えると反論モードに
1拍「間」を置いて答えよう

 申し訳ない感じを出そうとして、曖昧で間延びした話し方になりがちですが、謝罪するときは語尾を伸ばさずにきっちりと言葉を切ることで、誠実さが伝わります。相手から責められたり質問されたりした後、間髪入れずに返事をすると反論モードに捉えられることがあるので、あえて1拍「間」を置いて答えましょう。

【Scene.3】話が長い上司との会話をうまく切り上げたいとき

褒め言葉で話を遮り、
間を空けずに切り上げる

 相手の話を遮るときは、「それはすごいですね」「おもしろいですね」などの褒め言葉を使い、大きめのリアクションをとりましょう。その後、そのまま間を空けずに「そろそろ時間なので」などと、会話を終わらせてしまうとスマートに収まります。相手が気を悪くする心配もありません。

アドバイスしてくれたのは

photo

ナレッジサイン代表 吉岡英幸さん
リクルートを経て、2003年にナレッジサインを設立。プロのファシリテーター(会議・プロジェクトなどの進行役)として、約1000件の議論の場をファシリテーション>。著書にオーディオブックCD「『人見知り』は案外うまくいく 不器用な自分のままで仕事と人生がうまくいく方法」(技術評論社)。http://amzn.asia/d/hfxPkFn

photo


Webコミュニケーション編

ビジネスメール

基本にとらわれず、
相手の間合いに合わせて返信を

 ビジネスメールには24時間以内に返信をするのが基本ですが、相手の間合いに合わせることも必要です。例えば、即返信をくれるタイプの相手には、「メールを受け取りました」という内容だけでいいので“即レス”を。また文章量は、相手より少し短くすると、読みやすい印象を与えます。

アドバイスしてくれたのは

photo

モテるLINEメール評論家 白鳥マキさん
大手メーカーでクレーム対応を担当。大手化粧品メーカーに転職後はトップセールスに。現在は「Change Me結婚相談所」の運営、婚活・恋愛カウンセリングやセミナーなどを行う。「モテる!LINEメールカレッジ」メルマガ(https://www.agentmail.jp/form/pg/7977/1/)の連載も。著書に「モテるメール術」(ダイヤモンド社)。

photo

抽選で5人に2000円分の
商品券をプレゼント

 あなたはどれだけ「間合い」の技を理解できた? 「働く女性のあ・うん検定」で気軽にチェックしてみて。10問中7問正解した人の中から、抽選で5人に2000円分の商品券をプレゼント。

働く女性のあ・うん検定

プレゼント応募は2019年2月19日(火)まで


Back Numberバックナンバー

─ 電子ブック 最新号 ─

  • 東京 6月21日号

電子ブックを読む

話題の商品サンプルやオトク情報がオフィスに届く

公式モニターCity’sに登録する

あなたのオフィスにお届けします

無料配布のお申込み・部数変更・配布先変更など

シティリビング紙面の配布についてはこちら

表示エリアを選択

最寄りのエリアや、情報をお探しのエリアを選択してください。
設定に合わせた情報を表示します。エリアはいつでも変更できます。

ページトップ