腐りきったOLの人生再生ムービー「きばいやんせ!私」。センチュリーシネマで公開中


現在、パルコ東館8階「センチュリーシネマ」で上映中の「きばいやんせ!私」。この映画、やる気出ない~って毎日言ってる腐女子なOLさんに見て欲しい人生再生ムービー。実際、編集Tは見終わった後、仕事に対して肯定的になれて、笑って前に進めそうな気持ちになりました!ちなみに「きばいやんせ」とは鹿児島弁で「がんばれ」の意味です。

「きばいやんせ!私」あらすじ

 不倫騒動で左遷され、仕事やる気ゼロ、嫌気がさすほど投げやりな日常を送っている「クソ女」の女子アナ・貴子(夏帆)。ある日、本土最南端の街・鹿児島県の南大隅町で1000年以上受け継がれてきた「御崎祭り」の取材に向かうことに。かつて住んだことのある南大隅町で、同級生や祭りを愛する人たちに出会い、自分を少しずつ見つめ直していく貴子。そして伝統的な方法で祭りを完全復活させようと奮闘していきます。仕事に恋に目覚めた貴子の行く末は―!?

「クソ女」が本土最南端のお祭りをきっかけに成長!

(=写真上)センチュリーシネマで舞台挨拶した、左から監督・武正晴さん、俳優の坂田聡さん、眼鏡太郎さん

3月17日、上映中の「センチュリーシネマ」で本作の監督・武正晴さん、俳優の坂田聡さん、眼鏡太郎さんが舞台挨拶。その後取材会が行われました。

「鹿児島の祭りの映画ですが、今仕事をしている20代、30代の忙しい若者や、中堅で本当にがんばっている皆さんに“仕事をすることってどういうこと?”と一度立ち止まって考えるきっかけになればという思いで作った映画です。何か伝わるといいなと思います」と作品への想いを語った武監督。

(=写真上)映画の場面写真/最初は仕事にやる気のない主人公・貴子(夏帆)

本作の脚本を作ったのは、セクハラやパワハラなどコンプライアンス問題が露わになってきたとき。テレビやマスコミに携わっている主人公に現代の問題を投影して出来上がったのが貴子という“クソ女”だそうで…。

「映画を作る時、主人公が性格悪いと作りやすいんですよね。でもセリフが出来上がったら、とんでもない“女”。果たしてこの役を演じて下さる女優さんがいるのだろうかと首を傾げていたところ、夏帆さんが『おもしろい』と手を挙げてくれたんです」(武監督)

(=写真上)映画の場面写真/同級生の太郎(太賀)に出会い少しずつ成長していく貴子(夏帆)

映画の前半の主人公は、左遷された先で仕事の価値を見出さず、口は悪い、態度はデカい…と見ていてびっくりするほど。けれど物語が進むと、明らかに主人公が立ち直る瞬間があります。

「彼女は人間的には変わらないのかもしれません。ですが、子どものときにこの仕事を目指そうと思った純粋な部分に向き合って、何かを取り戻していきます。仕事に疑問を持ったときには必ず原因があるんです。私たちみんなが、主人公と一緒に“仕事に対する思い”に気づかせてもらえますよ」(武監督)

撮影地で大歓迎を受け、お水なんて“トン単位”でくれる

(=写真上)優しい語りが印象的だった坂田聡さん

撮影地は鹿児島県南大隅町。そこで、地元の人たちから愛されたのが町役場の担当者を演じた俳優・坂田聡さん。撮影隊が帰った後も「お前は残れ」って言われたほどなのだそう。「協力的な南大隅町の方々に喜んでいただけるように、地元の方言に対して丁寧に向き合おうと取り組みましたね。本当にすごい大歓迎されまして、お水とかトン単位でくれる。山のようにくれる!とても温かかったです」と坂田さん。

(=写真上)終始笑いを提供してくれた眼鏡太郎さん

町役場の人を演じた坂田聡さん、眼鏡太郎さんは「御崎祭り」の神輿も担ぎました。「恥ずかしながらこの年になっても神輿を担いだことがなく…、とにかく神輿を担ぎながら坂道を降りるというのが痛かったですね。雨で滑るし…。途中から現地の方言も忘れるほど必死でした。1300年ずっと続いてきたかと思うとすごいですよね」と坂田さん。眼鏡太郎さんは「神輿をかつぐだけのセリフのないシーンは、祭りを受け継ぐ意味を考えさせられて、感動できます。まさに替えの効かない映画だなぁと思いました」と話します。

(=写真上)映画の場面写真/同級生の洋平(岡山天音)が祭りで奮闘する様子を見て貴子(夏帆)は…

武監督は「どこの町でもそうですけど、若者は故郷から外に出ていきますよね。でも映画を見て感動して、祭りのときくらい、ちょっと地元に帰ろうかなって思ってもらえればいいですよね」

落ち込んだ時は、映画や人々の一言が力になる

(=写真上)「百円の恋」「銃」などで映画賞を受賞している映画監督・武正晴さん

落ち込んで仕事にやる気もなくどうしようもない主人公の再生ムービーである本作。

武監督は「どん底に落ち込んでいたとき、現在公開中の映画「グリーンブック」を見て、“あぁ、映画ってこんなにすばらしいものなんだ”と思えた。自分もがんばってみようという気になりました」とコメント。また、「映画を見終わったあと、自分と縁もゆかりもないお客さんが“良かったですよ”といってくれる一言も再生のきっかけに。今の世の中って、人を褒めることを忘れてしまっていますよね。人のダメな部分ばかりネットなどでも目に付く。でも、“よかったですよ”ってそのたった一言が、次の一歩につながる―。それはとても大切なことだと思いますね」

「きばいやんせ!私」は現在、センチュリーシネマで公開中です。

 

 

『きばいやんせ!私』

監督/武正晴
出演/夏帆、太賀、岡山天音、坂田聡、眼鏡太郎ほか
©2018「きばいやんせ!私」製作委員会
http://kibaiyanse.net/

★センチュリーシネマで公開中

 

 


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