年末年始の京都は渋滞しがち。そんなとき、スムーズに移動できる地下鉄が便利ですよ。来年こそは…と強いご縁を望む人におすすめの4スポットを紹介します。駅からわざわざ歩いて行く価値アリ。
2人で愛を誓いに
「石神さん」にも参拝を
ここで愛を誓った男女は永遠に結ばれるという言い伝えが。日本最古の縁結びの神とされる、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦の御祭神に由来します。また、境内奥の「石神さん」をお参りすると願いがかなうとか。ただし、触るとたたりがあるといわれているので、くれぐれも注意! 平安京時代より京の鬼門封じを担ってきた神社でもあるので、強力な厄よけの御利益もあるそうですよ。
神社は何度も火災に遭ったにもかかわらず、「石神さん」は平安時代よりずっとこの場所に残ったまま
- 幸神社(さいのかみのやしろ)
- 上京区寺町通今出川上ル西入ル幸神町303
- TEL:075-231-8774
- 参拝は随時、問い合わせは午前10時〜午後4時
24時間参拝可能
白砂で〝復活愛〟を願う
復縁したい、彼の浮気をやめさせたい…。ちょっと訳アリなお願いならここへ。宇多天皇の心が離れたことを悟った皇后が「愛を復活させてほしい」と祈ったところ、「神社前の白い砂を三笠山の形に積み、祈願せよ」とお告げを得たことに由来します。それ以来、社(やしろ)の前に白砂を積めば、願いが成就すると評判に。宮司いわく、「24時間参拝可能だから人目を気にせず、じっくりとお参りしてください」。
神社の鳥居脇にそびえる樹齢500年を超える御神木も心願成就のパワースポットとして有名
- 櫟谷七野神社(いちいだにななのじんじゃ)
- 上京区大宮通盧山寺上ル西入社横町277
- TEL:075-462-0132
- 参拝は随時
助け出した女性が運命の人に
日本神話が起源の良縁
「日本神話」に登場する「健速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)」と「櫛稲荷田比賣命(くしいなだひめのみこと)」を祭る須賀神社。ヤマタノオロチのいけにえとなった稲荷田比賣命を救い出し結婚したという逸話にちなみ、良縁や夫婦円満などに御利益があるとされています。結婚の折、須佐之男命が妻を思って詠んだ句が和歌の起源とも。また、2月2・3日の節分祭にのみ授与される「懸想文(けそうぶみ)」をタンスなどにしまっておくと、容姿に恵まれ、良縁が舞い込むといわれています。
恋愛祈願だけでなく、交通安全にも御利益があるスポットとして有名
- 須賀神社(すがじんじゃ)
- 左京区聖護院円邨美町1
- TEL:075-771-1178
- 午前9時〜午後5時
結婚運アップを期待
山登りして夫婦岩へも
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)の夫婦二柱と、その子・饒速日命(にぎはやひのみこと)の親子三柱が祭られており、結婚運アップや夫婦円満、子授けの神様として知られています。本殿の参拝後、さらに強いパワーを授かりたいなら夫婦岩のある「奥之院」で「陽岩(ようがん)」「陰岩(いんがん)」のお参りを。本殿から山道を20〜30分登ったところにあります。
夫婦岩のある奥之院へは急な山道のため、天候の良い日を選んで参拝して。スニーカー必須です!
- 岩屋神社(いわやじんじゃ)
- 山科区大宅中小路町67
- TEL:075-571-0833
- 参拝は随時、問い合わせは午前8時30分〜午後6時