西村麗子さん

西村麗子

にしむられいこ

Association of Research for Career & Art(生きる技術研究会)代表 国家資格キャリアコンサルタント、GCDF、産業カウンセラー、心理カウンセラー

(株)リクルートにて、住宅情報事業部・人材総合営業部にて営業活動に従事した退社後独立。 名古屋大学・名古屋市立大学・桜美林大学でキャリアデザイン講師を歴任。 延べ1000人を超える個人向けキャリアカウンセリング実績も活かし、 企業・NPO・地域コミュニティで研修や講演など全国で活動中の社会起業家。 三児の母であり、NPO法人理事も務める。 個性最大化をモットーにした「持続可能なキャリアカウンセリング」を武器に、 女性の生き辛さ・働き辛さを解消するためのライフワークに邁進中。

記事一覧

New Articles

Panelist

  • 鈴木美貴子さん

    鈴木美貴子

    オフィス カノン代表。接遇接客・ビジネスマナー講師/イメージコンサルタント

  • 信澤みなみさん

    信澤みなみ

    株式会社サーキュレーション ソーシャルデベロップメント推進室代表 パラレルキャリアアドバイザー

  • 大泉敏郎さん

    大泉敏郎

    ビジネスコンサルタント

社内円滑Happyコミュニケーション

キャリアや結婚に対する漠然とした不安を整理したい


「新人の叱り方がわからない」「上司にどうやって伝えれば?」など、社内の同僚や先輩に聞きたいけれど、「こんなことを聞いてもいいの?」と悩んでいる人もいるはず。あなたがもっと社内でいきいき働けるようになるために、あなたの仕事の悩みを解決します!

キャリア・結婚に対する漠然とした不安を整理したいQ


今の仕事にやりがいを感じていますが、給与・待遇に不満があり、転職も視野に入れています。そんな中、同僚や後輩が結婚、出産していき“結婚しなきゃ”という無言のプレッシャーも感じています。漠然とした焦りと悩みを整理したいです。

「アンコンシャス・バイアス」に注意!Q

いきなり専門的な用語で恐縮ですが、「アンコンシャス・バイアス(Unconscious bias)」とは、「無意識の偏見」という意味です。多様な人と共に働く上で考えなければならないダイバーシティに関係する知識のひとつです。
例えば、「女性は男性より力が弱くて家庭に収まることが当然」というような性的役割分業に裏付けされた根深い思い込みも「アンコンシャス・バイアス」のひとつです。「男性は上昇志向が強く、女性は安定志向が強い」とか、「学校行事の有休は母親がとるのが当然」などもアンコンシャス・バイアスのひとつといわれています。

プレッシャーの理由を冷静に考えて
相談者さんが、漠然と“結婚しなきゃ”という無言のプレッシャーを感じてしまうのも、自身の中にある「無意識の偏見」から起こっているのか、職場の人から実際にプレッシャーをかけられているのか考えてみてください。今の仕事にやりがいを感じているのであれば、まずはそのやりがいを追い求め、正当に給与待遇の改善を上司や経営層に対して訴えていくことが必要でしょう。あなたの訴えに耳を傾けない職場であれば、転職も視野に入れることは大いに結構ですので、自分自身の市場価値を冷静に測り、高める努力を続けてください。働く女性へ対するさまざまな追い風もありますから、やりがいある今の仕事そのものがあなたの価値を最大限に高めてくれるきっかけになると思います。焦って結婚しなければならないと自分を縛る必要はどこにもありません。

「あなた自身がどうしたいのか」を心の底から掘り返して考えて、人生設計を
日本のオフィスでは、働く適齢期の女性に対する「アンコンシャス・バイアス」が、根強く残っているようですし、無言のプレッシャーは経験したことがある人にしか分からない独特なものがあります。同僚や後輩が次々に結婚し始めると、“自分はどうしよう?”と焦る気持ちが生じることは当然のことです。しかし、個性も適性も状況も一人ひとり異なるわけですから、「あなた自身がどうしたいのか」を心の底から掘り返して考えて、人生設計をするようにしましょう。人と比較しても何の意味もないのですが、ついつい適齢期ということで気持ちが揺れてしまうのは致し方ないことです。

結婚も仕事も一人ではできませんし、結婚がゴールではありません。将来のことは誰にも予測することはできないので、気ままな一人暮らしのほうが幸せに暮らせる人も多いということを忘れないでいて欲しいです。その上で、相談者さんは、「今」最も力を入れるべきことは何であるのか、今の職場で働き続けていきたいのかを問い直し、自分の人生の未来予想図を改めて描きなおしてみることをお勧めします。

気がついたときがスタート地点
人生のやり直しはできませんが、気がついたときがスタート地点です。私のようなフリーのキャリアカウンセラーへの相談なども含めて、あなたのことをよく知る友人や、少し年上の先輩女性などから客観的なアドバイスを受けてみるのも悩み解消には有効です。
「キャリアデザイン」は仕事だけに限らず、余暇や人間関係、生活に至るまでの全てを包括して人生航路を描く手法のひとつです。「今できる最善を尽くすこと」を基盤に、近未来の幸せをつかむために、未来のパートナー探しもゆるやかにスタートさせてみてもいいのかもしれません。
道はひとつではありません。40代、50代になってから幸せな結婚をしている熟年カップルもいらっしゃいます。結婚はタイミングだ、という言葉もあります。職業人生を通して思いがけない出会いが待っている可能性もあります。未来予想図は希望か絶望か、結局は考え方次第。「アンコンシャス・バイアス」のように、無意識に自分を縛ってしまっている不要な考えがないかを点検してみてくださいね。


「社内円滑Happyコミュニケーション」 トップ

─ 電子ブック 最新号 ─

  • 東京 11月15日号

電子ブックを読む

話題の商品サンプルやオトク情報がオフィスに届く

公式モニターCity’sに登録する

あなたのオフィスにお届けします

無料配布のお申込み・部数変更・配布先変更など

シティリビング紙面の配布についてはこちら

表示エリアを選択

最寄りのエリアや、情報をお探しのエリアを選択してください。
設定に合わせた情報を表示します。エリアはいつでも変更できます。

ページトップ