話題のダンスカンパニー「男肉 du Soleil」がやってくる!


20150513_city2_1 左からヨーロッパ企画の永野宗典さん、男肉du Soleilの団長・池浦さだ夢さん

暑苦しいのに、一度触れると忘れられない。不思議な中毒性で、熱狂的なファンを増やしている謎のダンスカンパニー「男肉du Soleil(オニクドソレイユ)」。ダンス、ラップ、芝居が融合したパフォーマンスは、唯一無二。こんな舞台初めて!な、衝撃の体験をお約束。深く幅広いポップカルチャーの知識の確信犯的な悪用も、ツボを押さえていてニヤニヤが止まりません。
福岡での3回目の公演となる今回は、人気劇団「ヨーロッパ企画」の永野宗典さんを迎え、
6月6日(土)・7日(日)に「鉄球」を上演。団長・池浦さだ夢さんと永野さんに、作品について語ってもらいました。

―今回は「脱獄エンターテイメント」とのことですが
団長 ダンス規制法ならぬ男肉規制法が敷かれた世の中で、男肉du Soleilの団員がつかまってしまう。捕えられている難攻不落の要塞から団員を救うため、永野さんが立ちあがる!というストーリーです。
永野さんは、ヨーロッパ企画の永野宗則さんとして、本人役で登場してもらいます。実は何万回も脱獄を成功させている脱獄王が、世を忍ぶ仮の姿としてヨーロッパ企画でなぜか劇団員をしているという設定。劇団員で目立つからよく捕まって、何万回も脱獄する羽目になるという…。
僕らいつもはラストで地球を救うんですが、今回は自分たちを救うだけ。シンプルイズベスト。言ったら単調な話なので、ダンスだったりラップだったり見せ方をいろいろ変えて、テンポよく、かなりスピード感あふれるものにします。通常だったら8時間くらいかかる芝居を、100分にするくらいのイメージです。

―脱獄にいろんなテクニックを駆使するんですね
団長 汗でネジを錆びさせて柱を取ったり。スプーンで掘ったり。
永野 小っちゃいシーンだね(笑)
団長 カメラで上から寄らんとわからんやつが、どんだけスペクタクルなシーンになるかってことですよ!(笑)

―永野さんは「男肉du Soleil」の舞台に立つのは初めて?
永野 僕らヨーロッパ企画は台本がきっちりあって。台詞通り演じて笑いを取るんですけど、割と表現として真逆というか。口立てて台本作って、舞台も何もない素舞台。台詞も、でかいパンチを繰り出していくような感じで。自分たちの劇団にないカラーなので、逆にすごく惹かれるというか。ずっとファンとして、演者たちの体温の高さにすごく触発されながら見ていたんです。それで、いつか同じ舞台に立ちたい!思いっきりあんな風に演じてみたいと密かに思っていまして。出させてくださいとラブコールをしました。何度も自分が男肉の舞台に立つ姿を想像しながら見ていたので。ついに、たまらなくなって。
団長 いままでのヨーロッパ企画の方たちは赤紙徴兵だったんですが、今回は志願兵です。
永野 メンバーが男肉の舞台でイキイキしている様を見ていたのも大きいですね。やっぱ、異文化に触れたい。留学というか。
団長 嘘やろ?ってぐらい、みんなイキイキしてますからね。
永野 ヨーロッパ、なんなん?ってね(笑)

―今回、歌も?
団長 一時期ハマっていた、1人が歌う周りで踊る歌謡ショースタイルを復活させようと思っていて。永野さんに何が良いですか?と聞いたら、かなり長文のメールが来ました。その中に、演歌って書いてあって。お、演歌か。演歌で踊るのかぁと(笑)
永野 音域が狭くてですね。ニューミュージックはほとんど歌えない。歌えるものって言ったら、こんな感じですってリストを挙げたんです。
団長 あとはね、マッチしか歌えない。
永野 マッチとか80年代の歌は、すごくしっくりくるんですけど。ミスチルとか、もう無理なんですよ。ついていけないんです。昭和の喉をしていて。
団長 でも、なかなか演歌で踊ることってないんでね。大衆演劇を見に行ったことがあるんですが、彼らは演歌では、扇子を持って緩やかに踊るじゃないですか。でも、僕らは振り回すダンスなんで、演歌とどういう風に掛け合わすことができるのかが楽しみではあるんです。稽古段階で、一瞬で没になる可能性もありますけど(笑)

―3回目の福岡公演になりますが
団長 3度目の正直って言葉があるように、3度目が勝負だと思っています。1回目ってやっぱりお祭りじゃないですか。物珍しさもあって。2回目はやはり、1回目に比べるとちょっと慣れて初回ほどの盛り上がりはない。このまま下降するのか、福岡を我が城にできるのか否かは、この3回目にかかっている。バシーっとここで決めようと思っています。一大勝負です。
いつもは何かをパロッたタイトルにしているんですが、今回はストレートに鉄球。既成概念やら自分たちのマンネリ感を、鉄球でぶっ壊しちゃおうぜ!なんて、10代しか言えないような恥ずかしいメッセージも含めています。作品的にも実験的なことをやるので、それを福岡に持ってこられるのは、やはり嬉しいですね。

―ヨーロッパ企画のファンに、永野さんの新たな一面を見せられますね
永野 男肉の公演を見ると、僕は興奮と感動と熱狂を覚えるんです。ほんとにくだらないことをやっているのに、なぜか目頭が熱くなる。得も言われぬ熱狂をね、いただいていた。今度は、それを僕が届ける使命を帯びている。皆さんを、僕と同じように感動させたいと思っています。男肉色に染まって、あらたな演劇体験を皆さんにお届けしたいですね。
ダンスが踊れるのか?といろいろ不安な部分はありつつ。ラップ、演歌、ダンスのミクスチャーカルチャーをぐっと飲み込んで、惜しみなく出し切ろうと思っています。演歌に興味がある人、ダンスに興味がある人、いろんな人に楽しんでもらえる、実は間口が広い演劇だと思います。
団長 演歌の情念が男肉に合うのかという問題はありますけども。
永野 そこは検証が必要ですね。

―最後にメッセージを
団長 今までの男肉の良い所もありながら、また新たな魅力を出せるように作ってまいりますので、ぜひぜひ足を運んでください。今まで僕らは舞台上で自由自在に動けていたんですが、今回は手錠や足枷で制限された状態でダンスを作ってみたりします。ただ叫んで踊るだけじゃないんだぜ! ワンステージ上がった男肉の姿を見てもらえるはずです!
永野 お客さんの感覚を大いに刺激する舞台です。最近物足りなさを感じている、刺激がほしいわ…と思っている方にうってつけの公演だと思いますので、お楽しみに!

鉄球オモテ4
「大長編 男肉 du Soleil 鉄球」
■日時:6月6日(土) 午後7時開演・7日(日) 午後1時開演
■会場:ぽんプラザホール(博多区祇園町8の3)
■料金:一般:前売2500円・ 当日2900円
最前列・男肉飛び散る席:前売2000円・当日2500円 ※残席わずか!
絶対安全席:前売・当日3000円
学生:前売2000円・当日2500円
★チケットぴあ、ローソンチケットほかで発売中
■問い合わせ スリーオクロック ☎092-732-1688
http://3pm-net.com/
http://oniku-du-soleil.boy.jp/


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