20代でも要注意! 新たな現代病「スマホ老眼」の実態


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働く女性にとって、スマートフォン(スマホ)はもはや欠かせない存在。スマホがあれば最新ニュースを手軽にチェックできるし、データの共有も可能ですが、使いすぎることで目を酷使してしまい、「スマホ老眼」になる人も増えているといいます。しかも、老眼とは縁遠い20~30代も対象なのだとか。新たな現代病として問題になっているスマホ老眼、あなたは大丈夫?

「スマホ老眼チェックシート」でチェック
まずは、スマイル眼科クリニック・院長の岡野敬先生が監修した「スマホ老眼チェックシート」で、自分が予備軍かどうかチェックしてみましょう。2個以上当てはまった人は、スマホ老眼予備軍の可能性があるのだとか。

<あなたは大丈夫? 『スマホ老眼』予備軍チェックリスト>
□ 目が乾きやすかったり、しょぼしょぼしたりする
□ 目が疲れやすく、凝ったような感覚がある
□ 夕方になると、目がかすみやすくなったり、ずっしりと重く感じたりする
□ まぶたがピクピクと痙攣することがある
□ 最近視力が落ちた、または視力が不安定である(同じものを見て、見える日と見えない日がある)
□ 近くのものを見る時にピントが合わないことがある
□ スマートフォンの画面がかすんで見えづらいことがある
□ スマートフォンを連続で90分以上利用することがある
□ パソコンで仕事などをした後、気分転換でスマートフォンを利用することが多い
□ 満員電車、布団の中、暗い場所などでスマートフォンをよく使っている

▼2個以上当てはまる方は『スマホ老眼』予備軍!
【0~1個】 目の負担は少ないと言えます。
【2~4個】 現在の症状・習慣が続くと、『スマホ老眼』になる可能性が。
【5~7個】 目に負担がかかっています。早めに対策をする必要があります。
【8~10個】 目に対して大変負担をかけています。症状によっては眼科の受診をおすすめします。

日常生活に潜む、「スマホ老眼」のリスクとは?
前述の岡野先生によれば、先生のクリニックでも20~30代の患者にスマホ老眼の症状を訴える人が目立つのだとか。その原因はやはり、スマホやタブレットによる目の酷使。小さな画面の中で細かく動くものを長時間見ることで、目に負担をかけてしまうといいます。

さらに薄暗い寝室画面が動く電車内で使う人が多く、これがより目を疲れさせてしまうようです。

「人は、目の中にある毛様体と呼ばれる筋肉を使い、水晶体と呼ばれるレンズの厚みを変えてピントを合わせています。しかし、スマホのように目に近いものを長く見続けていると、この筋肉が疲れてコリ固まり、動きが鈍くなってしまうため、ピント調節がうまくできなくなるのです。

この『ピント調節筋』(=毛様体筋)のコリが、『スマホ老眼』の原因。ピント調節がうまく働かなくなることで、『ピントが合いづらい』、『視界がぼやける』など、加齢による老眼と同じような症状が出てきます」(岡野先生)

スマホ老眼は、長時間目を休ませずにいることが原因とのこと。そのため、夕方になると症状がでてきやすいのが特徴です。また、視力も不安定になりやすく、同じものを見ていても「見える日」と「見えない日」が出てくることがあるといいます。

スマホ老眼を予防するコツ
「スマホ老眼にならないためには、『目を疲れさせないこと』が重要です」と岡野先生。スマホを使わないわけにはいかないけれど、使用する場合は時間を決めて明るく見やすい場所で使うようにするといいそうです。

「長時間使わなくてはいけない場合は、こまめに目を休ませること。目安は連続90分以内。5m以内のものを連続で90分以上注視続けることは、スマホにかからず目に負担がかかります。そのため、パソコン作業の休憩にスマホを見るのも避けたほうがいいですね」(岡野先生)

また、スマホ老眼と加齢による老眼の違いは、ピント調整にあるのだとか。加齢による老眼はピント調節する筋肉が老化しているので元に戻すことは難しいけれど、スマホ老眼ならこのピント調節筋の働きを取り戻すことで改善が期待できるそうです。

上記のチェックシートに当てはまる症状が見られたら、ピント調整筋のコリをほぐすのがポイントとのこと。目を温めたり、マッサージやツボ押しをするなど、血流を改善してあげるのが良いそうです。

「『スマホ老眼』で目の症状を感じた場合、目薬をさす人も多いと思います。最近では、このピント調節筋に直接はたらいて、ピント調節機能を改善し、目の疲れを緩和する目薬も登場していますので、目薬選びにも気を配るとよいでしょう。チェックリストで『スマホ老眼』予備軍に当てはまった方は、ぜひ普段の生活の中で対策を心がけてみてください」(岡野先生)

まだ30代なのに「老眼」といわれたらショックですが、スマホの適切な使用を心がけ、目薬やマッサージなどでケアすれば改善できる可能性があるのはうれしいですね。

岡野敬 (おかのたかし)
スマイル眼科クリニック 院長。平成9年3月 杏林大学医学部卒業。専門は、前眼部疾患、緑内障、アレルギーなど一般眼科外来と、コンピュータ支援医療。日本眼科学会、日本眼科医会会員、ドライアイ研究会会員、日本東洋医学会会員。


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