工藤 阿須加さんにインタビュー


工藤 阿須加さんAsuka Kudo

何かを辞めるとき、誰かのせいにせず
自分で決断すればプラスにできる

「どんな仕事にも外からは分からない大変さがあるんだ、と視点が変わりました」。センセーショナルなタイトルの映画「ちょっと今から仕事やめてくる」で、過酷なサラリーマン役を演じる工藤阿須加さん。「僕は電車で移動することが多いので、満員電車のつらさはよくわかります。今回は青山(役)に少しでも近づけるために、毎日スーツを着て撮影現場に通いました。同世代の友人からも会社での苦労話を聞きましたが、僕にはサラリーマンは無理だなと思いました(笑)」

限界だった青山にも転機が来る。「もし僕が青山のような状況に追い込まれたら、会社を辞めますね。一歩踏み出すのは怖いし難しいけれど、辞めることを誰かのせいにしちゃダメで、時間はかかっても自分が納得して決めることが大切だと思います。辞めるってマイナスではなくて、むしろ辞めることで今後の自分をどうプラスにしていけるかってことですよね」

「希望はなくならない。希望が見えなくなっているだけ」というテーマが絶望的な心を救う。「僕もこの言葉が響きました。テニス選手を目指していた高1のときに右肩をケガしてしまい、どうすればいいか分からなくなってしまって全てを諦めていました。ちゃんと治せばまたテニスができるはずなのに、勝手に自分の可能性にふたをして現実から目を背け逃げてしまったんです。別の道があっても、そこからも目をそらしていては何も解決しませんよね」。当時、絶望していた彼を救ったのは、「父の言葉です。『人生、立ち止まる時期があってもいい』と言われて楽になりました。普段は厳しい父で、僕が悩んでいたりすると節目には核心を突いた言葉をくれます」。

テニス選手の道を断念したことへの後悔はない。「僕が今こうして役者の仕事をできているのも運命だと思っています。僕にとって“仕事”とは、一生挑み続けるものかなぁ。ちょっと今から役者やめてくる、は絶対にありません!(笑)」

コレに出演!
ちょっと今から仕事やめてくる
ブラック企業で精神的に追い詰められていた青山隆(工藤阿須加)は、正体不明な男ヤマモト(福士蒼汰)に救われる。青山は本来の明るさを取り戻すが、不審なヤマモトは一体何者なのか…。真実の先に希望を見つける物語

5月27日(土)全国東宝系で公開
(c)2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会

PROFILE

1991年、埼玉県生まれ。2012年ドラマ「理想の息子」で俳優デビュー。その後NHK大河ドラマ「八重の桜」や、「ショムニ2013」「ルーズヴェルト・ゲーム」「あさが来た」「偽装の夫婦」「家売るオンナ」「就活家族」など多くのドラマに出演。映画は「アゲイン28年目の甲子園」「恋妻家宮本」などに出演

キャスティング・文/かしわぎなおこ(モアナ・サンライズ)、撮影/大仲宏忠、メイク/ShinYa(PRIMAL)、スタイリスト/三田真一(kiki)


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