工藤夕貴さんにインタビュー


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工藤夕貴さんにインタビュー

世の中に不必要なことは何もない
時には流れに身を任せてもいいのかも

 「撮影のため6kg体重を増やしたんです。抑圧された日々を送っている主婦の感じを出したくて」。沖縄が舞台の映画「カラカラ」で、夫婦生活と子育てに悩む女性・純子を演じる工藤夕貴さん。数年前から富士山麓で本格的に農業を始め、「体の中からキレイになる」を心がけた暮らしをしている工藤さんは、「食べ物で体重は自由に増減できる」と言います。確かに、取材部屋に現れた姿はスクリーンの中より随分とほっそり。明るい笑顔とナチュラルな語り口が魅力的です。

 純子はカナダからやって来た初老の男性と出会い、ともに新たな自分を見つける小さな旅に出ます。「ひとつの出会いによって人生を純粋に楽しむことを思い出し、女性としてキラッと光る何かを自分の中に見出していきます。世の中に不必要なことなど何もなくて、人との出会いも、そこに土があり、落ちた種があったから実を結ぶという感覚。時には流れに身を任せてもいいのかも」。日本とカナダの合作映画である本作。ハリウッドでも活躍してきた工藤さんに、異なる価値観の人々と仕事をする上での流儀を聞くと、「常に自分らしく」との言葉が。「“自分が何をしたいか”に正直に、模索しながら一生懸命やっていたら、いつの間にか10代のころなりたかった自分になれていましたね」

 「キャリアや家庭で悩み、“こんなはずじゃなかった”という人は大勢いる。そんな心の隙間も受け入れ、自分が自分であることを忘れない生き方を選択することが、心を満たす一番の要素」と工藤さん。「誰かの目にどう映るかより、カッコ悪くても自分を好きでいられる生き方を貫く勇気が大事。そこを問われる場面にぶつかることも多いけど、チョイスはいつでも自分の手の中にあるんです」とエールを送ってくれました。

工藤夕貴さん

カラカラ

映画「カラカラ」は1月19日(土) から新宿ピカデリーほか全国公開 (c)2012 KARAKARA PARTNERS & ZUNO FILMS

PROFILE

東京都出身。「逆噴射家族」「台風クラブ」「ミステリートレイン」「戦争と青春」「ピクチャー・ブライド」「ヒマラヤ杉に降る雪」「SAYURI」「リミッツ・オブ・コントロール」など出演作多数。1月16日(水)に著書「ハリウッドが教えてくれた 人生で一番大切なこと幸運をつかむ“ユウキEnglishのすべて”」を発売

撮影/小林穂澄、取材・文/ライター新田理恵、衣装/Desigual( デシグアル)、ヘアメイク/隅田たくみ


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