柴咲コウさんにインタビュー


柴咲コウさんKo Shibasaki

猫を通じて人の豊かさ、切なさにふれる
「私も愛猫には見習うところがたくさん」

「猫の独特の距離感が大好き。人間と自然をつないでくれる存在だと思います」と話す、猫好きの柴咲コウさん。動物写真家・岩合光昭さんの初監督作品「ねことじいちゃん」では、たくさんの猫と人々が穏やかに暮らす離島に都会から移住してきた美智子を演じる。美智子のカフェには、平穏ながら刺激の少ない生活を送る、島の老人と猫たちが集うように。

「仕事で辛くてもあまりそういうふうに見えないで、ずっとほほ笑んでいる人っていますよね。彼女もきっとそんなふうに生きてきた女性。憂いを抱えていることがほんの少し垣間見える場面もあるけれど、島でみんなといるときは元気で“カラカラ”笑っています。その笑顔に裏はないと思って演じました」

全場面どこかに登場し、愛らしい姿を見せてくれる猫たちは、岩合監督ならではの魅力だが、「猫を通じて人間の豊かさや切なさが映し出されている」と話す。「大きな事件はありませんが、その中で人生の後半を生きる人たちのコミュニティーや家族の関係が丁寧に描かれています。一から十までをひもといているわけではないので、見ている人が想像力を働かせて深掘りしながら見られる映画ですね」

自身も猫と暮らす柴咲さん。「猫には助けられることの方が多い」とほほ笑む。「今飼っている白猫の『のえる』はもともとすごく穏やかで優しい性格。その優しさに救われています。私はかなりせっかちでバタバタした生活を送りがちなので、見習うところがたくさんあります。一緒に暮らし始めてから、私自身の性格も穏やかになってきたかも」

昨年は、女優・歌手業にとどまらず、環境負荷の少ないアパレルブランドやレトルト食品のプロデュース業をスタート。「私にも地球環境の保全などの役割ができないかと思って始めました。原動力はやっぱり『地球を良くしたい』ということ。でも思っているだけではそれで終わってしまう。まず行動に移すとか言葉に出すことで状況は変わっていくと思うから」

コレに出演!
「ねことじいちゃん」
 太平洋に浮かぶ猫だらけの島・宮ノ島で暮らす大吉(立川志の輔)は妻に先立たれ、愛猫・タマとの朝の散歩が日課。親友の巌(小林薫)ら友人たちと助け合い、笑い合う生活に不満はない。ある日、都会から来た美しい女性・美智子(柴咲コウ)がカフェをオープンする。

2月22日(金)から新宿バルト9他で全国公開 (c)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

PROFILE

1981年、東京都生まれ。2000年「バトル・ロワイアル」で注目を集める。近年の主な出演作にNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」、映画「食堂かたつむり」「信長協奏曲」他。歌手としても活躍し、5月に3都市を回るツアー「EARTH THE KO」を開催。4月27日(土)からは主演を務めるWOWOW連続ドラマW「坂の途中の家」がスタート

取材・文/渡部彩香(シティリビング編集部)、撮影/遠藤麻美、ヘアメイク/SAKURA(アルール)、スタイリスト/岡本純子


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