西島秀俊さんにインタビュー


西島秀俊さんHidetoshi Nishijima

仕事を通じた成長物語に出演
「まだ勉強しなければ」

地方の遊園地を舞台に、新社会人の葛藤と成長を描く映画「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」。西島秀俊さんは、波瑠さん演じる主人公・波平久瑠美に仕事の楽しさを気付かせる上司・小塚を演じています。「1人の若い女性が本来希望していなかった職場に放り込まれ、反発しながらも、見方や環境を変えたりしていくことで、本当のやりがいを発見する。その成長がこの作品の一番面白いところです」。小塚は波平にとって、少し説明不足ではあるけれど、背中で仕事を教えてくれる頼れる先輩。「小塚もまた不器用で上手くいかなかったところを、この遊園地の園長に育てられ、そして今後は自分が波平を育てていく。仕事の精神みたいなものが受け継がれていく物語でもあります」

波平は理想と現実のギャップに戸惑いながらも働く喜びを見つけていきますが、西島さんは「この世界に入りたくて入ったし、仕事の面白さが見つからないという経験はない」ときっぱり。「映画やドラマの撮影って、無条件で楽しいものなんですよ。これは一度みなさん経験してもらいたいぐらいなんですけど(笑)」

駆け出しの頃、「家を出るときに父親から、稼げなくて苦労しても、食費を切り詰めるのはやめろと言われた」と振り返る。「心が貧しくなるから食事はできるだけちゃんととりなさいと言われたことが、すごく心に残っています。今でも、どんなに仕事で早くても朝ご飯は食べて出かける。“ちゃんと食べる”ということは習慣になっています」

「キャリアのわりに出演作も多くないし、ゆっくりやってきた。まだ勉強しなければいけないことがいっぱいあって、時間が足りない」というストイックな西島さん。そんな日々の息抜きは、キャンプ動画を見るという意外な方法。「キャンプ道具を買ったんですけど、行く暇がなくて。キャンプ用の椅子に座り、夜お酒を飲みながらキャンプ動画を見るんです。後ろに沢の音とかしていて、これが結構いいんですよ」

コレに出演!
「オズランド
笑顔の魔法おしえます。」

 久瑠美は彼氏と同じ一流ホテルチェーンに就職するが、地方の系列遊園地に配属されてしまう。東京に戻りたい久瑠美は不満を募らせるが、“魔法使い”と呼ばれるカリスマ上司・小塚と出会い、考えを変えていく。

10月26日(金)から全国公開 (c)小森陽一/集英社 (c)2018 映画「オズランド」製作委員会

PROFILE

1971年生まれ、東京都出身。「居酒屋ゆうれい」(1994年)で映画初出演。映画「Dolls(ドールズ)」「CUT」「劇場版MOZU」、ドラマ「ダブルフェイス」、NHK大河ドラマ「八重の桜」など出演作多数。映画「散り椿」が公開中。待機作に映画「人魚の眠る家」「空母いぶき」などがある

取材・文/新田理恵、撮影/渡辺真一、メイク/亀田雅(The VOICE)、スタイリスト/TAKAFUMI KAWASAKI(MILD)


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