今ならまだ間に合う!? “夏までに”と励むカラダづくり


ちょっとオネエ目線

ちょっとオネエ目線

昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。
アタシ、コラムでも本業でも毎回ネタを考えなければいけないのだけど、この時期だと安直にジューンブライド、同性婚に絡めてしまうとつまらない。でも、毎年「この時期のトレンドだよね」と感じているのは、「夏本番前に向けたダイエットや脱毛といったボディケア」。雑誌の特集や街中の広告でもよく見かけていると思います。水着になる季節の前に頑張らなきゃとアナタを焦らせるあの恐怖訴求です。
ゲイは一般男性に比べると、見た目に気を使い、カラダを鍛えているという定説もあるけど、いったいどうなんでしょう?

女性もゲイも“今、カラダづくりに励む人”の気持ちとは?

今はフィットネス業界の隆盛期。手軽な24時間ジムから結果重視の本格派ジムまで、アタシたちの選択肢の幅も広がり、利便性も向上しました。ボディビルではなくバランスの取れた美ボディを目指すエクササイズも盛んですし、女性の間で最近は“美尻”がトレンドですよね。また、実際ジムに通っていると、若い人のカラダづくりだけでなく、健康維持と体力増進に励むおじいちゃん、おばあちゃんの姿も多く見られます。

とはいえ、女性にもゲイにも差し迫った問題であり、ジムへと足を運ばせている要因は、そう、プールや海で水着になる機会が増えたり、暑さで薄着になる“夏までに”といった気持ちです。

「美ボディ消費」を支えるあらがえない劣化の恐怖

そんな夏本番に向けたカラダづくりですが、そもそも“脱ぐ必要”ってないですよね。それにありのままの自然な曲線美!?を見せてもいいはず。ただ、20代前半の若い子なら本当にそのままでいいでしょうけど、鏡で自分の姿を見て“劣化”を自覚する年齢になると、スポーツ好きでなくても「運動しなきゃ!」となってしまいます。

それはもちろん、若い子のカラダを見ても頑張っている同年代を見ても同じ。別に薄着や水着でカラダを見せたいわけではないのに、“見られても恥ずかしくないように”という…なんともマイナス思考な動機です。マーケットトレンドとしての「美ボディ消費」を支えるのは、夏でも何でもなく本当はあらがえない劣化への恐怖なのかもしれません。

ゲイに多い“養殖”マッチョと〇〇系女子の共通点

アタシたちゲイが「どうしてカラダづくりに気を使うんだろう?」って考えたら、クラブやいろんな場面で仲間のカラダを見て、意識する機会が多いからなんですよね。もちろん、ゲイとして憧れる理想の男性像もあるでしょうし、モテるようになりたいといった下心もあります。その結果、体育会系で自然に筋肉をつけた“天然”よりも、ジムで鍛えた“養殖”のマッチョのほうが多く流通しています。女性の場合はファッションモデルやアイドルなどの流行により、そのファッションやメイクをまねた〇〇系女子が増殖しますよね。

ゲイのジム通いは「たしなみ」とも言いますが、ジムの数も増え低価格化すると、若い子もどんどん鍛えはじめ、今や“カラダづくりもファッション化”されてきた気さえします。

カラダづくりに励むゲイのSNS映えは肌色画像

捨てる神あれば拾う神ありの新宿二丁目では、十数年前からずっと“ガチムチ”(がっちりむっちり)や“ぽっちゃり”がブームだったんです。そしてそのトレンドが一般男子にも波及したのか、2015年にはぽっちゃり男子向けの雑誌「Mr.Babe」が創刊しました。とはいえ、最近の若いゲイの子たちは、これまでのゲイ業界トレンドではなく、SNSの普及が影響してか、世間と時差なくちょうど今のカラダづくりの流行とともに歩んでいる気がします。

話はずれてしまったけど、要するに今はゲイもストレートも関係なくカラダづくりに励む時代ということ。
そんなゲイのSNS映えはトレーニング自撮りや上半身脱いだ肌色画像です(笑)。

T子さん 写真

T子

新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。
■Facebook https://facebook.com/oneemesen ■Twitter Twitter @oneemesen


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