質問:なかなか行動に移せない怠け者の自分を変えたいです/回答者:山田敏夫さん


今回の回答者は山田敏夫さん ライフスタイルアクセント株式会社 代表取締役

働く女性の人生や暮らしに悩みはつきものです。好評のリレー連載「OLプレミアム人生相談」は、各界の著名人のみなさんに、シティリビングWeb読者OLが直面している悩みにズバリ答えていただく企画です。
今回の回答者は、ライフスタイルアクセント株式会社の代表取締役社長・山田敏夫さんの後編。「Made in JAPAN」のものづくりの本質を伝える山田さんが真摯に答えてくれました。

お悩み

なかなか行動に移せない怠け者の自分を変えたい

 友人たちとは職種が違うため普段なかなか会えず、大人数の飲み会も苦手。そのため休日や退社後の空いた時間はダラダラしています。今の会社のプロジェクトは、海外出張の可能性があるので語学力を身に付けたいと思っていますが、英語に抵抗があり、勉強する気がしません。「自分を変えたい! 何かしなくては」 と思っているけれど、なかなか行動に移せない自分を変えたいです。

えるちゃん/27歳女性/既婚、子どもなし

小さな成功体験を積み重ねていけば
マインドが変わる
  • 編 集
  • ーー時間もあって、やらなければならないことが頭ではわかっているのに、行動に移せないでいるようですが。
  • 山田さん
  • よく「マインドが変わると結果が変わる」と説く人がいます。それはそれで間違っていないのでしょうが、マインドを変えるのは、簡単なようでいてとても大変。だから僕はその逆で「まずは結果がマインドを変える」と考えています。最初は小さなことでもいいんです。何か結果を出してみるとマインドが自然と変わっていきますよ。
  • 編 集
  • ーーどのようなことをして結果を出すといいのでしょう?
  • 山田さん
  • 例えばラーメンを1週間抜くという目標を立てて、それを実行する。1週間後、その目標が達成できていると、少しですがマインドは変わります。それは「成功体験した」という感覚が自信につながっていくから。だから、最初の決め事はなんでもいいんです。流行の炭水化物抜きダイエットに興味を持ったなら、まずは1週間だけ挑戦してみたりとか。ダイエットが苦手なら、ウォーキングのような簡単な運動でもいいんです。“1週間、毎日ウォーキングをする“と自分で決めてみる。
  • 編 集
  • ーー確かに小さな目標ならば、達成できそうですね。
  • 山田さん
  • 僕はこの3年間、毎朝6時に起きて英会話の勉強を続けています。こう話すとみんな「すごい!」と思うかもしれませんが、これは辞めない環境を自分で作ったからなんです。Skypeでできる1コイン英会話を朝6時から始められるように設定しただけ。毎朝、自力で6時に起き続けるのは大変です。朝早くから英会話の勉強をするのも大変です。でも、6時前に目覚まし時計が鳴る。目覚まし時計の音は近所の方に迷惑になるかもしれないから、起きざるを得ません。そしてそのあと、6時にSkypeで電話がかかってきたら無視できません。こうやって3年間、毎朝6時からの英会話の勉強が継続できています。毎朝、「今日も起きれた!今日も勉強できた!」というささやかな喜びがある。さすがに3年間続けられると、自信がついてきますよ。
  • 編 集
  • ーー「できた!」を経験していくと自信がつくのですね。
  • 山田さん
  • 成功体験は自分を変えていきます。最初は「やらなければならない」というプレッシャーから苦手意識も出てきて、なかなかスタートが切れないかもしれません。でもとにかく何でも始めてみて、小さなことでも成功体験を積んでいくと、自分に自信がつく。そうすると、見える景色が変わって、その先の自分の歩くルートの選択肢が広がっていきますよ。

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profile

山田敏夫(やまだ・としお)。1982年熊本県生まれ。1917年創業の老舗婦人服店の息子として、日本製の上質で豊かな色合いのメイドインジャパン製品に囲まれて育つ。大学在学中、フランスへ留学しグッチ・パリ店で勤務。2012年1月、ジャパンブランドの直販サービス「ファクトリエ」を展開するライフスタイルアクセント株式会社を設立。2015年経済産業省「平成26年度製造基盤技術実態等調査事業(我が国繊維産地企業の商品開発・販路開拓の在り方に関する調査事業)」受託者に選定される。
 
Factelier(ファクトリエ) https://factelier.com/
2012年10月に誕生した日本初のファクトリーブランド専門のファッションブランド。現在、日本のアパレル品の国産比率が3%にまで低下し、海外の一流ブランドを手掛ける日本の工場(ファクトリー)も大幅に減少。一流の工場でさえも生き残るのが難しくなっていることへの危機感から、工場に適切な利益をもたらし、日本の工場から世界一流ブランドを作ることを目標に誕生した。アパレル工場自らの名前で製造・販売する商品やブランドを、工場直販という仕組みでお客様に提供することで、一流ブランドと同じ品質を保ちながら、価格を3分の1に抑えている。


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