資格は人生の先行投資! 日本酒のプロ・葉石かおりさんが語るどん底から救った資格取得


エッセイスト・酒ジャーナリストの葉石かおりさんが、働く女性に向けて綴る「資格」のコラム。

これまでの回では、バリバリのキャリアウーマンだった当時35歳の葉石さんが突然会社を解雇され、どん底から一転、「きき酒師」の資格を元にフリーランスで活躍し、日本酒の資格を立ち上げるまでを紹介してきました。

35歳で無職に…どん底から救った資格取得

これまでの連載でもお伝えしましたが、私は35歳でいきなり無職になりました。
そんな状態で、カードさえ作れなかった私を救ってくれたのが、日本酒の資格でした。

正直、資格を取得した理由は「女性で日本酒の資格を持っていたらカッコいいかも!」という、なんともミーハーな気持ちからでした。当時、資格を取得するのにかかった費用は6万円弱だったと思います。
その後、資格を塩漬けにし、何にも活用しない期間もありましたが、今思えばこの6万円は「人生における最大の先行投資」だったなと実感しています。私の場合、日本酒の資格があったからこそ、前職の女性週刊誌の記者から“酒ジャーナリスト”に転職できたわけですから。

その後、私は「焼酎アドバイザー」、「和装講師」、「食生活指導士」の資格を次々に取得。正直、お金も時間もかかりました。交通費や年会費も含めると、50万円以上はかかったと思います。

大きな出費でしたが、今になって改めて計算すると投資した以上に収益になっていることに気が付きました。これは決して特殊な例ではなく、資格を取得した人であれば誰にでも起こりうるチャンスです。私だけが特別ということではありません。

資格を取ったら●●に入れるべき! 葉石さんおすすめの活用法とは

実際に、資格に先行投資した分を取り戻すにはどうしたらいいのでしょう?
答えは簡単。名刺に資格名を肩書として入れればいいのです。これは以前記事にもしましたが、先行投資した分を収益に変えるために、これ以上の方法はないと思っています。

実際、サケ・エキスパートの資格を取得した人たちもこの方法を実践しています。
フリーの編集者をしている人は名刺に「JSA認定SAKE EXPERT」と入れ、さらにJSAのロゴをプリント。これによって日本酒や本格焼酎をはじめとするお酒関連のお仕事が激増したそうです。飲食店に勤めている人も名刺に「サケ・エキスパート」と資格名を入れたところ、飲料部門を任され、日本酒のセレクト、ペアリングを任されるまでに。彼女たちは資格取得して間もないので、投資した分はまだ回収できていませんが、投資した以上の収益を得るのはそう遠くないはずです。

せっかくがんばって努力して、時間とお金を使って取得した資格でも、取得したことをアピールしなければ「取得しただけ」で終わってしまいます。資格は飾りではありません。資格を生かし、取得に投資した分のお金を回収してこそ意味があります。そのためにも自分自身で積極的なPRをすることが必要不可欠なのです。

サケ・エキスパートとは?

ジャパン・サケ・アソシエーションが発給する「サケ・エキスパート」では、「すぐにつかえる知識」をお伝えしています。「サケ・エキスパート」の資格について紹介します。

【こんなことを学びます】
①日本酒の造り方…日本酒造りの最新の現場を写真で見ながら学びます。
②日本酒の基礎知識…「純米酒と大吟醸酒の差って?」、「生酒と生詰酒の違いって?」。わかりにくい日本酒の種類(特定名称酒)、ラベルの読み方など。
③日本酒のペアリング…日本酒の4タイプ分類や日本酒と料理の相性を、実践をまじえながら徹底的に学びます。(小さなおつまみつき)*すべての回に日本酒のティスティングがあります。

【こんなことができるようになります】
①日本酒の種類がわかるようになります。

②自分好みの日本酒を選べるようになります。
③日本酒と料理のペアリングができるようになります。
④日本酒をカテゴライズできるようになります。

【こんな資格です】
日本はもちろん、イタリア、タイなどでも発給。イタリア人のソムリエにも認められた国際的な資格です。

【こんなテキストを使います】
協会オリジナルのテキストを使います。
単に知識を詰め込むだけでなく、現役の酒ジャーナリストが最新の日本酒情報をまじえたセミナーです。2,3回目に小テストがあるので、知識の振り返りができます。

【講師】
葉石かおり(ジャパン・サケ・アソシエーション理事長、酒ジャーナリスト)

 

  「サケ・エキスパート」資格講座に申し込む  

 

≪葉石かおりさんのこれまでの記事はこちら≫
【第1回】35歳で会社をクビに…。どん底から救ってくれた「資格」の大切さ
【第2回】資格を生かすのは自分の工夫次第! まずは資格名を●●に入れてみる
【第3回】“仕事に直結する”資格の見つけ方は?
【第4回】海外でも注目の「サケ エキスパート」資格&”即行動”のコツ
【第5回】「好き」を「資格」に! “大の日本酒好き”からサケ・エキスパートになった体験談
【第6回】この差って何? 「資格を生かせない人」と「資格で人生を変えた人」のたった1つの違い

葉石かおり
プロフィール/葉石 かおり(はいし かおり)

エッセイスト・酒ジャーナリスト
一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーション理事長
1966年東京都練馬区生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経て現職に至る。全国の日本酒蔵、本格焼酎・泡盛蔵を巡り、各メディアにコラム、コメントを寄せる。「酒と料理のペアリング」を核に、講演、セミナー活動、酒肴のレシピ提案を行う。2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。国内外にて世界に通用する酒のプロ、サケ・エキスパートの育成に励み、各地で日本酒イベントをプロデュースする。そのほか執筆をはじめ、「日本酒のいろは」(NHK Eテレ)など各種メディアで活躍。日本酒と食事をよりおいしく味わえるペアリングの極意を、ロジカルかつわかりやすく解説。
■一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーション http://www.j-sake.com


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