高級食パン専門店、人気のワケは? 5種類を食べ比べレポ


まだまだ陰ることのない、高級食パンブーム。スーパーに並ぶ食パンの3倍以上もする高価格のものが、飛ぶように売れていると聞きます。そこで、人気の秘密を探るべく、評判の食パン専門店「あずき」「乃が美(のがみ)」「PANYA ASHIYA TOKYO」「俺のBakery」の4店を訪れてみることにしました。いずれも食パン以外のパンは扱っていない、こだわりの店。予約なしでの購入にトライして、各店の味を徹底比較しました。

●予約なしでも購入可能? 1日に4店回ってみました

 

「あずき」は二子玉川駅徒歩2分の距離

4月の平日正午、最初に訪れたのは「玉川高島屋S・C館」の裏手にある「あずき」。お昼時のせいか、私の前にも後にもお客さんがひっきりなしです。予約してないことを告げると、「次々と焼き上げて商品を切らさないようにしているので、ご用意できます」とのこと。そこで、ベーシックな「SHIRO」、店名にもなっている「AZUKI」の2種を購入。商品はほかに「MATCHA」がこの春、新登場です。スライス売りもしているのがうれしいところ。

「乃が美 はなれ たまプラーザ店」は
たまプラーザ駅から徒歩3分

午後1時、次に向かったのは、「乃が美 はなれ たまプラーザ店」。店の前は人影まばらなので、入手できそうと思いきや、入り口に「本日、完売致しました」の張り紙が! 店の人に聞いてみると、当日販売分はたいてい開店1時間で売り切れてしまうとのこと。後日、予約をしようと電話したところ、10回以上かけても話し中でつながりません。うわさどおりの人気ぶりです。

「PANYA ASHIYA TOKYO駒沢店」は駒沢公園そば

午後2時30分、気を取り直して、「PANYA ASHIYA TOKYO駒沢店」へ。最寄りの「駒沢大学」駅からは徒歩14分ほどの距離ですが、店内にはお客さんの姿が何人も。同店の商品は、「セレクト」と「プレミアム」の2種類のみで、サイズはいずれも1.5斤です。どちらもまだ購入可能とのことで、1本ずつ買い求めました。何時ぐらいに売れ切れになるか聞いてみると、「日によってまちまちですが、昨日は午後3時ごろでした」とのこと。確実に入手するには、事前予約がベターなようです。

「俺のBakery&Cafe恵比寿店」は「俺のフレンチ」
などで知られる「俺の株式会社」の系列

午後5時過ぎに到着したのは、恵比寿ガーデンプレイスの一角にある「俺のBakery&Cafe恵比寿店」。6種類の食パンを販売するとともに、それらを使ったカフェメニューが楽しめる店です。今回は、主力商品の「銀座の食パン 香」を購入。午後9時までの営業なので、仕事帰りに立ち寄れるのがうれしいところ。ただ、商品ごとに焼き上がり時間がまちまちなため、訪れたときにすべての種類がそろっているとは限らない模様。ほしい商品が決まっている場合は予約したほうがよさそうです。

実食は、友人のK子とS美にも参加してもらい、5種類のパンの生食と焼いた物をそれぞれ用意して、10パターンの味を試してみました。

●あずき「SHIRO」、「AZUKI」

上から「SHIRO」スライス1枚200円、「AZUKI」
スライス1枚250円。和のお皿にもしっくり

「SHIRO食パン」の生食はS美のイチオシで、「この中で一番、コクを感じる」との感想が。原材料にマスカルポーネとヨーグルトが使われているそうで、チーズ好きのS美の好みにマッチしたようです。一方、焼いた「AZUKI食パン」は、筆者のお気に入りに。ありそうでなかなかない、あずきの食パン。北海道あずきのやさしい甘味とサクサクの歯ごたえがたまりません!

購入の翌日は軽く焼いてバターで味わうのが
おすすめだそう

♦あずき
http://www.shokupan-azuki.jp

●PANYA ASHIYA TOKYO「プレミアム」、「セレクト」

「プレミアム」1.5斤810円。とっておきの紅茶と
一緒に味わいたい

「セレクト」1.5斤702円。耳までやわらかです

「生食でもトーストでも、“プレミアム”の風味がダンゼン好き」とはK子。「値段の価値はある! また買いたいと思わせるおいしさ」と話します。そして、S美は「“セレクト”は、焼くと甘みがさらに増す。1本で2つのテイストを楽しめそう」とコメント。なんでも15時間も生地を寝かせる低温熟成製法で、素材本来のおいしさを引き出しているそう。

♦PANYA ASHIYA TOKYO
https://panyaashiya.jp/

●俺のBakery「銀座の食パン 香」

「銀座の食パン 香」1本2斤1000円

筆者が生食でもっとも甘みを感じたのは、「銀座の食パン 香」。原材料に、完全放牧で牛を育てている「なかほら牧場」の牛乳をたっぷり使用しているそうで、牛乳にはうるさい筆者の好みにぴったりくる味わいです。さらに、用意したパンの中でダントツのふわふわ感。一口分をちぎる手ごたえも、心地よいものでした。

カットするごとに甘い香りがただよいます

♦「俺のBakery」
https://www.oreno.co.jp/restaurants/bakery

5種類の食パンはどれも吟味された原材料を用いていて、イーストフードなどの添加物は不使用。素材の良さが味の決め手といえそうです。自分好みの一枚を見つけて、テーブルに新しいおいしさを運んでみては。

<文・荒木あき子>


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