第8回 別れたいのに別れられない時の心理

第8回 別れたいのに別れられない時の心理


恋愛を通してココロの整理!自分を変える13の心理

第8回のテーマ

別れたいのに別れられない時の心理

別れを切り出す時に先延ばししてしまう理由のひとつは、お互いが傷つかない完璧な別れ方を探していることです。一度は好きになった人との別れは辛いものです。できるなら、どちらも傷つかず、きれいに別れたいと思うのも当然かもしれませんが、その考えがあなたの足を引っ張ります。完璧な終わらせ方にこだわると、なかなか自分にOKをあげることができず、行動を起こすことをためらってしまいます。そんな時は、自分でもできる範囲のやれることを探してみましょう。

例えば、相手と距離をとったり、冷たくしてみたり。
小さなことでも、一歩踏み出しつつある自分を評価してあげることが大事です。そうすることで、気持ちも整理され、次の行動を起こしやすくなります。

実は、苦手な仕事を先延ばしにするときも、同じ心理が働いています。苦手な仕事は進める途中で自己否定感を感じやすく、嫌な気持ちになることが予測できます。だから、人は自己否定感を避けるために、本能的にその仕事を先延ばしにしてしまいます。苦手な仕事をするときも自己否定感を持たずに進めるためには、OKラインを下げ、小さなことでも自分の成果を評価することが大切です。
※OKラインとは、自分に対して「OKだったか」、「ダメだったか」を判定するときに境目となるラインのことです。‶今の自分がこのレベルを満たしているならOK”と思えるラインに設定することで、小さなことでもきちんと自己肯定感を持つことができるようになります。

話を恋愛に戻しますが、別れを先延ばししないために大切なことがふたつあります。
ひとつ目は「先延ばし」の概念を少し変えること。関係を完全に終わらせることができなければ「先延ばし」と同じという感覚でいると、行動を起こすことがおっくうになってしまいます。少しでも何かしていれば、それだけでOKという感覚にしておくと、より行動が起こしやすくなり、最終的には思い切った行動が起こせるようになるのです。

もうひとつは、自分が悪者になる勇気を持つことです。
恋愛を重ねていく過程で、自分や他人を傷つけてしまうことは避けられません。「好きじゃない」という気持ちを隠して、情で付き合っていたって、いつかはその気持ちと向き合わないといけない場面がやってきます。
相手を傷つけることの罪悪感を避けるために別れを先延ばしすることは、長い目で見た時により相手を傷つけることになってしまうかもしれません。

きれいな別れ方でなくても、勇気をもって本当の気持ちを伝えてみることが大切です。

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森川陽太郎さん

1981 年東京生まれ。元サッカー選手。 スペインやイタリアでプレー。その後心理学やメンタルトレーニングを学び、27歳で株式会社リコレクトを設立。「OKラインメンタルトレーニング」という 独自のトレーニング方法を展開。丸の内朝大学で「恋愛を通して心理を学ぶ」講座を担当している。著書に、『ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則』(かんき出版)『「いつもの自分」トレーニング』(ダイヤモンド社)がある。また、自分の心の整理や人をサポートするためのスクールも主宰している。
●スクールウェブサイト http://recollect.jp/schoollp/
●森川陽太郎公式サイト http://ameblo.jp/youtarou-morikawa/
●森川陽太郎facebook https://www.facebook.com/youtarou.morikawa


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