第5回のテーマ
相手をコントロールしたくなる心理
こんにちは、OKライントレーナーの森川陽太郎です。
恋愛をしている時の一番の悩みといえば、「相手が自分のことをどう思っているのかがわからない」ことかもしれません。実際に、恋愛の心理の相談をしていると、このような質問をたくさん受けます。特に追う恋愛をしている時ほど、相手の言動に一喜一憂してしまいませんか?
相手が自分を愛してくれていたり、好意を持ってくれている実感がない時ほど、この不安は大きくなっていきます。そして、何とか相手を変えたくて一生懸命頑張ってしまいますが、思い通りになることの方が少ないかもしれません。それどころか、頑張れば頑張るほど不安が膨らんで、余計に大きな悩みに変わってしまいます。
このような悩みが生まれる背景には、どんな心理があるのでしょうか? その答えが、今回のテーマ「相手をコントロールしたくなる心理」です。
あるカップルが、些細なことでケンカをしてしまいました。関係がギクシャクしてしまい、1週間ほどお互いほとんど口もきかない状態です。彼女の方は時間が経つにつれて怒りが収まり、また前のような関係に戻りたいと思っていました。ある時、彼女は普段通りに彼氏に声をかけましたが、彼氏からはそっけない返事しかありません。彼女の方はせっかくこっちはケンカのことは水に流して声をかけているのに、いつまでもケンカのことを引きずっている彼氏に対して、余計にイライラしてきました。結局元通りの関係に戻るまでに、さらに1週間以上の時間がかかったのです。
人は不安や焦り・イライラなどの感情が大きくなると、相手をコントロールしようとする傾向があります。例えば仕事の場面でも、仕事に自信が持てず不安な時ほど、上司に認めてもらいた気持ちが強くなるものです。実は恋愛に限らず、人間関係の悩みのほとんどに、「相手をコントロールしたくなる心理」が関係しているといっても、嘘ではありません。
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