転ばぬ先のつえとして血圧ケアを始めよう


きちんと知る女性のカラダ

 普段何気なく測っている血圧ですが、女性では更年期ごろから高血圧になる人が増え始めます。今は血圧が低めという人も油断は禁物。生涯にわたり血管や心臓を若々しく保つためにも、高血圧の問題点を知り、血圧を意識した生活を送りましょう。

転ばぬ先のつえとして
血圧ケアを始めよう

高齢化で心不全が増加
高血圧を放置しないで

 「若いときの血圧は総じて低めであるため、自分は高血圧にならないと思っている人は多いようです。しかし、女性の高血圧は、血圧が少し高めの予備群を含めると、40代でおよそ4人に1人、50代では2人に1人と急に増えていきます」と話すのは、内科医の久代登志男先生です。

 女性の血圧の変化には、血管をしなやかに保ち、血管を拡張する作用を持つ女性ホルモンのエストロゲンが関係しています。エストロゲンが減ってくる更年期には、自律神経のバランスが乱れ血圧が変動しやすくなる傾向が。そして閉経後は、加齢や生活習慣なども影響して血管が徐々に硬くなり、本格的な高血圧に進む人が増えるのです。

 ではなぜ高血圧が問題なのかというと、血管の動脈硬化が進んで脳卒中や心筋梗塞、心不全などのリスクを上げてしまうから。

 「高血圧は気づかぬうちに血管や心臓に悪影響を与えます。特に高齢女性に増えているのが心不全で、患者の8割は高血圧患者といわれています。一方で高血圧は自覚症状がないために、治療を受けている人は半分以下が現状。高齢化が進む日本では近い将来、心不全が急増する〝心不全パンデミック〞が起こる可能性が危惧されています」

低血圧は問題ない?

 朝起きられない、立ちくらみやめまいが起こる、疲れやすいなどの症状が特徴の低血圧症。特別な原因のない本態性低血圧は女性に多く、遺伝も関係しているといわれています。このほか、病気や薬剤などが原因の二次性低血圧、食後一時的に血圧が低下する食後低血圧、立ち上がったときに起こる起立性低血圧などがあります。ちなみに、熱中症でも血圧が低下します。
 「低血圧症のほとんどは本態性低血圧で、将来の健康に大きな影響はありません」(久代先生)。ただし、症状がつらくて困っているなら医療機関で相談を。甲状腺機能低下症などの病気が隠れている場合もあります。


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