「一瞬で寝落ち」は要注意 睡眠負債の悪影響を減らそう


きちんと知る女性のカラダ

 最近よく聞く「睡眠負債」という言葉。知らず知らずのうちに睡眠不足の影響が積み重なり、不調や病気のリスクが大きくなる状態のことをいいます。健康への影響や有効な対策について専門家に聞きました。

「一瞬で寝落ち」は要注意
睡眠負債の悪影響を減らそう

自覚症状がないのが特徴
6時間睡眠では負債がたまる

 睡眠には、疲労した脳や体を休息させ、回復させる働きがあります。よく眠り、よく休むことは、活力ある生活の源です。

 一方、睡眠不足が長期化すると、記憶力や判断力が低下する、感情が不安定になる、生活習慣病にかかりやすくなる、免疫力が低下してがんのリスクが高まる、肌が荒れるなどのトラブルが起きてきます。睡眠不足は、作業上のミスや事故につながるヒューマンエラーの原因にもなります。

 そこで問題視されているのが睡眠負債というもの。早稲田大学教授の枝川義邦先生によれば、成人に必要な睡眠時間は1日6時間半〜7時間半程度。しかし最新の調査では、睡眠時間が6時間未満の人は、成人人口の4割にものぼります。

 「忙しい現代社会では、6時間眠れば十分と考えている人も多いようです。しかし、1日6時間睡眠の生活が2週間続くと、脳は2日徹夜をしたのと同じコンディションに陥ることや(下図)、連続15時間以上起きている状態では酒気帯びと同程度の作業能力になることがわかっています」

 本人はスッキリしているつもりでも、自覚がないまま〝睡眠の借金〞を続け、不調や病気のリスクが高まってしまう…。これが睡眠負債の正体なのです。

■ 睡眠時間と脳の反応速度の関係

1日6時間睡眠を2週間続けると、2日間徹夜したときと同じ程度まで脳の反応速度が低下するという実験データ
資料提供:枝川義邦先生/出典:「Van Dongen HP .et al Sleep(2003)」


Back Numberバックナンバー

シティリビング東京
最新号 電子ブック

  • 11月16日号

電子ブックを読む

話題の商品サンプルやオトク情報がオフィスに届く

公式モニターCity’sに登録する

あなたのオフィスにお届けします

無料配布のお申込み・部数変更・配布先変更など

シティリビング紙面の配布についてはこちら

「耐え子の日常」は、Twitter(@OLtaeko)で週3回、連載中

LINE@に行く

表示エリアを選択

最寄りのエリアや、情報をお探しのエリアを選択してください。
設定に合わせた情報を表示します。エリアはいつでも変更できます。

ページトップ