口臭や全身の病気のもと! 歯周病はあなどれない


きちんと知る女性のカラダ

 30代以降に増え始める歯周病は、歯ぐきの腫れから始まり、歯を失うことにもつながる感染症。しかも、女性には歯周病にかかりやすい特有のリスクがあります。歯と口のケアを改めて見直してみましょう。

口臭や全身の病気のもと!
歯周病はあなどれない

ホルモンが関係
女性は歯周病になりやすい

 歯周病は歯周組織が歯周病菌によって壊される病気です。歯ぐきの溝(歯周ポケット)にプラーク(細菌の塊)や歯石がたまると歯周病菌がすみつき、歯肉炎から歯周炎へと進行します。

 「歯周病の怖さは、自覚症状がないまま症状が進むこと。歯周病菌は口にダメージを与えるだけではなく、歯肉の血管から血液に入り込み、糖尿病や心筋梗塞、認知症、早産、骨粗しょう症といった全身病に関わることもわかってきました。動脈硬化を起こした血管壁から歯周病菌が見つかったという例も多数あります。全身の病気予防という点でも歯周病対策は非常に重要です」と歯科医の倉治ななえ先生は言います。

 発症や悪化には、女性ホルモンの関与が大きいことも知っておきたい点。女性ホルモンのエストロゲンを好む種類の歯周病菌が存在し、エストロゲンの分泌が増える妊娠期などに一気に増殖することがあります。また、もう一つの女性ホルモン、プロゲステロンには炎症物質を刺激する働きがあり、ホルモンバランスの変化によって、月経前などに歯ぐきが腫れる人も。

 「歯周病にかかっている妊婦は、歯周病のない妊婦に比べて早産や低体重児出産のリスクが5〜7倍に膨らむというデータもあるほど。こうした女性特有のリスクがあることを理解して、普段からケアを徹底することが大切です」

 ちなみに、女性ホルモンが減少する更年期以降は、ドライマウス(唾液の減少)や骨粗しょう症に注意が必要。どちらも歯周病のリスクを高めます。

■ 口臭予防のコツは舌掃除

口臭の最も多い原因は、舌苔(ぜったい。舌の汚れのこと)。舌の奥3分の1には、空気を嫌う歯周病菌がたまりやすくなります。舌苔が口臭の発生源になっている場合、舌掃除でかなり改善されます。舌専用ブラシなどで舌苔を除くケアが有効


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