産後や更年期に増える腱鞘炎 悪化させないうちに受診を


きちんと知る女性のカラダ

今回は、男性よりも女性に多いとされる「腱鞘炎」に注目します。最近、その発症には、女性ホルモンのバランスが関係していることがわかってきました。自分でできる予防法や治療法などを紹介します。

産後や更年期に増える腱鞘炎
悪化させないうちに受診を

エストロゲンの減少が
腱鞘の腫れを招く

 私たちの手指は、腱鞘(けんしょう)というトンネルの中を手首から指先にかけて伸びる腱が滑らかに通ることで、指を曲げたり伸ばしたりすることができるようになっています。

 腱鞘炎は、腱と腱鞘が激しくこすれ炎症を起こしてしまう状態のこと。指の付け根が痛む「ばね指」や手首の母指側が痛む「ドケルバン病」が知られています。

 手の外科の医師である大久保ありさ先生によれば、腱鞘炎は、男女比でいうと女性に多い病気。

 「年齢的には40代から増え始めますが、20代や30代、産後の女性にもみられます。また、手首をよく使うスポーツや仕事をする人に多いのも特徴ですね」

 腱鞘炎は手指の使い過ぎでも起こりますが、最近新事実がわかってきました。「女性ホルモンであるエストロゲンには、炎症を抑え、腱鞘内の腱の動きの滑らかさを保つ作用があります。そのエストロゲンの受容体が、腱鞘の中の滑膜という部分に存在するのです」

 そのため、女性ホルモンが急に降下するとき(出産後、排卵時、月経前)や低値になったとき(授乳期、更年期)には、腱や腱鞘が腫れて、当たりやすくなることがあります。

 「もともと腫れが出やすい時期に、子どもを抱えたり、仕事で手指を酷使するなど負担が加われば、腱鞘炎を発症しやすくなります。中には、生理周期に合わせて腱鞘炎の症状が出る人も。ただし、ホルモンバランスがどう影響するかは、個人差があります」

■ 代表的な2種類の腱鞘炎の症状


Back Numberバックナンバー

─ 電子ブック 最新号 ─

  • 東京 12月6日号

電子ブックを読む

話題の商品サンプルやオトク情報がオフィスに届く

公式モニターCity’sに登録する

あなたのオフィスにお届けします

無料配布のお申込み・部数変更・配布先変更など

シティリビング紙面の配布についてはこちら

表示エリアを選択

最寄りのエリアや、情報をお探しのエリアを選択してください。
設定に合わせた情報を表示します。エリアはいつでも変更できます。

ページトップ