甲状腺疾患は首の腫れが目安に


きちんと知る女性のカラダ

 甲状腺というと、聞いたことはあっても「どんな臓器かよく知らない」という人が多いのでは? 実は、甲状腺の病気は女性に多く、妊娠や出産にも影響します。甲状腺という臓器とその病気について基礎知識を得ておきましょう。

甲状腺疾患は
首の腫れが目安に

いつもだるい、調子が悪い人は
甲状腺の病気かも?

 動悸がしたり、いつも寒がったり、疲れやすかったり、なんだか具合が悪い。そんなときは、甲状腺に原因があるかもしれません。

 甲状腺は、のど仏の下にある蝶々のような臓器。甲状腺でつくられるホルモンは、成長・発育に関係するほか、全身の多くの臓器に作用し、エネルギー生産や代謝、体温調節など、生命を維持するために大切な働きをしています。そのため、「甲状腺が異常をきたすと、全身にさまざまな症状があらわれます。甲状腺ホルモンは、多くても少なくても不具合が出てきます」と話すのは、甲状腺専門医の國井葉先生。

 甲状腺の病気で、女性がまず知っておきたいのは、バセドウ病と橋本病。「この2つで、腫瘍を除く甲状腺機能異常の実に9割を占めます。主な原因は自己免疫の異常。女性に多く、性ホルモンや妊娠・出産の影響が考えられています」

 バセドウ病では、甲状腺に対する自己抗体が甲状腺を刺激し続けることから、ホルモンが過剰に分泌され、代謝が過度に高まります(甲状腺機能亢進症)。常に激しい運動をしているような状態になり、汗を大量にかく、食べても痩せる、暑さに弱い、イライラするなどの症状が出現。

 一方、橋本病は、甲状腺の慢性的炎症から甲状腺が腫れることがあります。正常な細胞が多く壊されると、ホルモンを作れなくなり、全身の代謝が低下(甲状腺機能低下症)。体のさまざまな働きが悪くなり、皮膚のかさつき、むくみ、寒がり、意欲低下などの症状が見られます。

甲状腺がある位置

首の腫れは、甲状腺の病気を見つけるポイントに。のど仏の下、鎖骨の上あたりに、腫れやしこりがないか、見てさわって確かめます


Back Numberバックナンバー

シティリビング東京
最新号 電子ブック

  • 2月8日号

電子ブックを読む

話題の商品サンプルやオトク情報がオフィスに届く

公式モニターCity’sに登録する

あなたのオフィスにお届けします

無料配布のお申込み・部数変更・配布先変更など

シティリビング紙面の配布についてはこちら

「耐え子の日常」は、Twitter(@OLtaeko)で週3回、連載中

LINE@に行く

表示エリアを選択

最寄りのエリアや、情報をお探しのエリアを選択してください。
設定に合わせた情報を表示します。エリアはいつでも変更できます。

ページトップ