体温や冷えのとらえ方 実は誤解だらけかも!?


きちんと知る女性のカラダ

 自分の平熱は何度ぐらいなのか、また、熱があるとは何度ぐらいの体温を指すのか、意識したことはありますか? 今回は、意外と知らない“体温”にまつわる話。平熱のとらえ方や、間違いやすい「冷え症と低体温の違い」について紹介します。

体温や冷えのとらえ方
実は誤解だらけかも!?

大切なのは
自分の平熱を知ること

 昨今、メディアなどで「若い女性に〝低体温〟が増えている」などと報じられていることから、体温が低めなことを気にしている女性もいるのでは? では、そもそも平熱とは、何度ぐらいなのでしょう。

 まず、体温分布の調査データ(図1)を見てみると、日本人の平均体温は、37度前後(平均36・89±0・34℃/ワキ下検温)となっています。「ただ、その値はあくまでも標準値で、実際は35度台や37度台後半の人もいます。平熱には個人差があり、人によって違うものなのです」と話すのは、帝京科学大学教授の橋本眞明先生です。

 人間の体は、体温が一定に保たれるしくみになっています。また、風邪などで発熱するのは、ウイルスや細菌を退治しようとして体が体温を上げようとするからで、免疫力を高めるための生体防御反応です。

 橋本先生によれば、〝低体温〟とは、もともと恒常的に保っている体温自体が低いという意味。いつも35度台と体温が低めでも、良好な体調でいられるなら、それがその人の体に合った平熱で、あまり心配はいらないそう。

 一方、いつも37度近い体温の人が、ここ最近35度台になり、かつ何らかの不調を感じているような場合は、体温が低下しやすい病気の可能性もあるので、医師に相談を。

 「もともと体温が低い人と高い人とでは、発熱の基準も違います。まずは、ベースとなる自分の平熱を知ることが大切です」 

 体温には1日のリズムがあり、いつ測定するかで値は変化します(図2)。さらに、女性の場合は月経周期によって低温期と高温期に分かれるので、低温期の安定した時期に計測を。

 「同じ体温計、同じ部位で、時間ごとに何日分か測ってみて、おおよその平熱を調べておくとよいでしょう」

日本人の平均腋窩温(えきかおん)図1

10 〜50歳代の健康な男女3000人余りを対象に計測したワキの下の体温
出典:健常日本人腋窩温の統計値について 日新医学 44(12):635-638(1957)を改編


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