月経ではない出血!? 不正出血を見逃さないで!


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月経ではないのに出血したり、月経がダラダラと長く続く…。そんな症状があると「がんなど重大な病気では?」と、不安になりますよね。不正出血は、どんなときに起こるのでしょう。原因や対処法について紹介します。

月経ではない出血!?
不正出血を見逃さないで!

不正出血は婦人科で相談を
月経周期の把握や検診も大事

機能性出血は、続くと貧血を起こすこともあるため、数カ月も繰り返すなら治療が必要になる場合が。

「治療では、ピルなどのホルモン剤を使っていったん出血を止め、月経リズムを整えます。機能性出血かどうかを見極めるには、月経期間をメモしておいたり、基礎体温をつけるなど、自分の月経周期を知っておくことも大切ですね」と対馬先生。

一方、子宮や膣、卵管などの病気が原因で不正出血が起こる場合もあり、それを「器質性出血」といいます。

「膣壁や子宮腟部(子宮の入り口)はデリケートな部分。セックスの刺激で傷ついたり炎症やびらん(ただれ)があると出血することがあります。子宮内や骨盤内の炎症、ポリープなどの病気でも出血が見られ、子宮頸がんや子宮体がんでも進行すれば出血します。不正出血があったら、婦人科を受診しましょう」

ちなみに、子宮筋腫があると子宮内膜の面積が増え結果として出血の量が多くなりますが、普通、月経以外の出血はありません。

「婦人科では内診や検査をして器質的な原因がないかどうかを調べ、診断をつけます。妊娠可能年齢では、妊娠のチェックも必要。子宮頸がん、子宮体がん(主に閉経後)については、何もなくても普段から定期検診を受けておくことが大事です。子宮頸がんは、ワクチンを打っておくほか、原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染についても、検査で調ベておくことを勧めます」

自分のヘルスケアを賢くマネジメントするためにも、体のことを気軽に相談できる婦人科のかかりつけ医を探しておきましょう。

■不正出血でみられる症状

□ 月経とは違う少量の出血が続く
□ 月経が長引く
□ セックスした後に出血する
□ 月経と月経の間の排卵期に少量出血する
□ 茶褐色や血が混じったようなおりものが出る
□ 更年期に月経が不定期になって、ある日突然、大量出血する

対馬ルリ子先生

対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座 院長
対馬ルリ子先生

産婦人科医、医学博士。専門は周産期学、ウィミンズヘルス。NPO法人「女性医療ネットワーク」理事長。女性の生涯にわたる健康のためにさまざまな情報提供や啓発活動を行っている


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