ガム離れ


カルチャー

ガム離れ

イラスト/辛酸なめ子

若者のガム離れが数年前からささやかれていましたが、このたび1987年からのロングセラー商品である「キスミント」(江崎グリコ)の販売が終了すると発表されました。工場は今年末に閉鎖。キスミントも平成とともに終わりゆくというのはさみしいです。

ガムの販売額のピークは2004年頃で、それから比べるとガム市場は半分近くに縮小。近年コンビニのあめ・ガムのコーナーに行くと、ガムのジャンルでは粒ガムが生き残り、板ガムはかなり少ない様子。「歯磨きガム」「記憶力を維持する」「ポリフェノール入り」など、数少ない板ガムは機能をアピールしていました。

拡大を続けているのはタブレットとあめ。あめはこのところ話題も多く、スーパーボランティアの男性が行方不明の子どもを発見した時に塩あめをあげたり、話題を集めたボクシング協会元会長の好物が「カンロ飴」だとかのニュースが続いています。ただし、流行はめぐるのでまたガムブームが来ないとも限りません。

「ガム離れ」の要因としては、ゴミ箱が少なくなったこと、噛む音などを周囲に配慮するようになったことが挙げられています。昔に比べて若者は空気を読むようになったのかもしれません。ガムを噛んでいるとイキがっているように思われるのを心配していたりするのでしょうか。でも、ガムには脳が活性化するとか、顎が鍛えられる、消化機能が高まる、食欲が抑えられるなどといわれていることも忘れてはいけません。女性的には美容にも良さそうです。

販売終了の知らせがあった「キスミント」ですが、5件目のコンビニでやっと見つけました。なくなると思うと急に惜しくなり、買う人が急増。なくなってほしくない味ならば、定期的に買い続けることが大事だと実感しました。

私たちへの影響

ブームは巡るものとはいえ
残したい味なら定期購買を

辛酸なめ子さん
辛酸なめ子さん
1974年東京都出身。漫画家・コラムニスト。多数の著書を発表するほか、テレビやラジオなどで幅広く活躍。近著は「辛酸なめ子の世界恋愛文学全集」(祥伝社)など

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