「アラサー、非モテ、独身女性」と聞いて、
ドキッとしたのは私だけではないはず(笑)
今回は、そんな「アラサー、非モテ、独身女性」にぴったりの映画『フランシス・ハ』をご紹介!
≪あらすじ≫
バレエカンパニーの研究生で27歳のフランシス(グレタ・ガーウィグ)は、大学時代の親友ソフィー(ミッキー・サムナー)とニューヨークのブルックリンで
一緒に暮らしていた。ある日、フランシスは恋人に一緒に暮らそうと誘われるが、ソフィーとの暮らしを優先して断り、その後恋人とも別れる。
ところがソフィーが、他の友人と暮らすために引っ越しすると言い出して…。
現代のニューヨークを舞台に、不器用な主人公が空回りしながらも、自分自身を見つめ直して成長していく物語です!
同居中のソフィーとはまるで「熟年レズカップル」のような仲の良さで、気楽で自由な生活を過ごすフランシス。
しかし、ソフィーが他の友人と暮らすと言い出した当たりから、雲行きがどんどん怪しくなっていきます。
仕事・恋・友情。
世代・国籍問わず、悩みがつきないこの問題に直面するフランシス。
周りはどんどん大人になって進んでいくのに、いつまでも子供のままで素直になれない自分。
旅行に行ってみたり、新しい事をしてみたり。
そんな「自分探し」をしてみても、どこかに自分があるのではなく、自分の中にすべて答えがあるんですよね~。
アラサー世代が思わず共感してしまう女性像を、重苦しくなくユーモアに描いた映画です。
2012年のアメリカ映画ですが、全編モノクロ映像で、どこか60年代のフランス映画のような雰囲気でとってもおしゃれ!
映像・音楽が素敵なので、アラサー、非モテ、独身女性でなくても(笑)楽しめる映画です。
そして、映画の最後に題名の『ハ』の意味が分かり、思わず笑ってしまいます。
とても清々しい素敵な映画で、オススメですよ(*^^*)/~
【フランシス・ハ】(2012/アメリカ)
監督:ノア・バームバック
出演:グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムネー、アダム・ドライバー、マイケル・ゼゲン、パトリック・ヒューシンガー