【編集部ブログ<TOKYO>】「新米リーダー部」リーダーに必要なレジリエンスの育て方って?


リーダーの必須スキル! 折れない心のつくり方

こんにちは!シティリビング編集部Tです。

この夏シティリビングでは、働く女性が楽しく学んでつながれる全4回の「シティの部活」を発足。リーダー職の人、これからリーダーを目指す人に向けた「新米リーダー部」の講義の様子をレポートします。

この日のテーマは「リーダーとして、しなやかで強い心を育てる」。幸せ経済社会研究所所長・枝廣淳子さんを講師に迎え、「リーダーに必要なレジリエンスの育て方」を学びました。

「レジリエンス」とは、自分にとってイヤなことが起きたとき、心が折れないために持つべきしなやかな強さのこと。仕事の不安、職場のストレス、プライベートの問題など、働く女性はさまざまな問題にさらされています。同じ負荷がかかっても、心が折れる人・折れない人のほか、それをバネにして成長する人がいるのは、回復力、再起力の違いと枝廣さん。何が起きるかわからないこの時代、基礎的なレジリエンスを身につけることは、しなやかに生きていく上で重要です。

レジリエンスを作り出す3要素とは

では、レジリエンスを身につけるために心掛けることは? 1つ目は「多様性」。自分のアイデンティティをたくさん持つことです。例えば、アイデンティティを会社や肩書きだけに頼っていると、それが意図せずなくなったとき、心のダメージが大きく、折れてしまいます。ひとつのものに集中するのは、平時は効率的に見えても、中長期的に見るとダメージになることがあるので、分散させることが大切です。

2つ目は「モジュール性」。いざというときに自分たちだけで回せる力を持つことです。例えば、承認欲求を周りの人に頼っていると、期待する評価が得られなかったときに落ち込みます。自分で自分を承認できるかも大切。自分がOKとすれば良し、という気持ちを持つことです。

そして3つ目は「緊密なフィードバック」。自分が折れる前兆や危険信号を見逃さず、迅速に伝えるべきところに伝えることです。心が折れてからでは手の打ちようがありません。平時のときに、「自分がこうなると危険信号」ということを周りに共有して、誰かがストップをかけてくれる環境をつくっておくことが大切です。

折れない心をつくる気の持ち方

レジリエンスを鍛えるには、「自己肯定感」「楽観的思考」「自信」が必要になってきます。「Adversity(うまくいかない状況)」「Brief(考えや思い。その状況についての考え方・捉え方)」「Consequence(結果。うまくいかない後、どう感じて行動するか)」を結びつける、“ABCモデル”というものがあります。

同じイヤなことが起きたとしても(=A)、結果には人によってバリエーションがあります(=C)。この違いをつくるのは、その事象をどう捉えたかによります(=B)。つまり、AとCの間にある“捉え方”を見直せば、しなやかな心を持つことができるのです。

しなやかな心を持つには、「悲観的な捉え方」を変えること。まず、無意識のうちに考える自分の思考のパターンに気付くこと。そしてその考えを受け入れるのではなく、客観的な根拠に照らし合わせて合理的に考えたとき、それがどのくらい正しいのか、偏っていないのかを自分でチェック。それが悲観的に偏っている場合、楽観的に考えてみましょう。これは繰り返し行うことで身につきます。自分に「本当にそうかな?」と問いかけるクセを持つことが大切です。

ワークショップもふんだんに織り交ぜながら行われた約2時間の講義。部員も満足げな様子でした。

Information

講師 枝廣淳子さん
幸せ経済社会研究所所長。東京都市大学環境学部教授。レジリエンスや環境問題について執筆、講演
http://www.es-inc.jp/
会場 株式会社岡村製作所・Open Innovation Biotope "Sea"
(千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート3階)
http://workmill.jp/sea/

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