INTERVIEW 俳優 井浦 新さん、瑛太さん


INTERVIEW
INTERVIEW

俳優井浦 新 瑛太

映画「光」に出演

残酷な狂気の先にある、生命の讃歌

 かねてから、互いに共演を熱望していた二人、井浦新さんと瑛太さんが、映画「光」で初共演を果たしました。

 物語の始まりは、25年前に信之(井浦新)が起こした殺人事件。天災の影響で、過ちを誰にも知られることなく、時が流れるも、幼なじみの輔(たすく、瑛太)が突然現れたことで、信之の生活は壊れていきます。

 父親から日常的に虐待を受け、愛されることを知らずに育った、という役どころの瑛太さん。「先に原作を読んで、輔という人間をイメージできていたから、特に役作りはしなかった。新さんと現場で向き合ったときに、どういう化学反応が起こるかワクワクしつつ、撮影に臨みました」

 原作者は、「風が強く吹いている」や「舟を編む」を執筆した、三浦しをんさん。複雑に絡む人間関係を、繊細に描く作風が特徴的ですが、この作品は、ひときわ異彩を放つ一作。人間の狂気が、暴力という形を成して、日常をむしばむ様子を丁寧に描いています。それは、作品名の「光」とはまるで対照的。

 では、二人にとって、「光」とは―。「どんな状況でも、当たり前に存在していて、僕たちが生きていく上で必要不可欠なもの」と話す瑛太さん。

 続いて、井浦さん。「実は、人間の暴力性と関係があると思っていて…。作品を通じて、暴力は、憎悪だけでなく、愛情を内包している場合があると気付きました。そして、誰かに暴力をふるったとき、自分も相手も痛みとともに“生きている”ことを実感するのだとも。その生命力こそが、光だと、感じています」

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シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋、シネ・リーブル神戸ほかで公開中
11月25日公開 「光」

 信之(井浦新)は、14歳のとき恋人である美花(長谷川京子)のために、ある男を殺害するが、その後、起こった津波により、彼の罪は闇の中へ。

 25年後、南海子(橋本マナミ)と娘に囲まれ、表面上、幸せな家庭を築いている信之だが、心の中ではいまだに美花へ思いを寄せていた。そこへ、同郷の幼なじみの輔(瑛太)が現れ、誰も知らないはずの信之の過去を、語り始める。

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©三浦しをん/集英社
©2017『光』製作委員会


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