実は食事とは関係ない? ランチ後の眠気撃退法!

実は食事とは関係ない? ランチ後の眠気撃退法!

昼間眠くならないための予防法は?
ライフスタイル面で

1ページ目では昼間の眠気のメカニズムを紹介しましたが、実際に昼間眠くならないようにするには、日々何を心がければいいのでしょうか。それには、ライフスタイルの見直しが必要です。また「今日は眠くなりそう!」という日には、スグにできる方法で予防を。

自分にとって、最適な睡眠時間を知る

 同じ8時間睡眠でも、「たくさん寝られて快適!」という人と「もっと寝たいなぁー」という人が。ちょうどいい睡眠時間は人によって違うもの。自分にとっての最適な睡眠時間を知って、毎日その時間きちんと眠っていれば昼間も眠くなりにくいよう。

 そこで、「睡眠日記」(右イメージ)を付けてみては。「寝た時間」「起きた時間」「睡眠時間」や、「日中眠気があったかどうか」を毎日記録することで、昼間、快適に過ごすために必要な睡眠時間を知ることができます。ここでポイントになるのは、「きっちり記録をつけることより、毎日続けることが大事」ということ。アバウトでいいので、1〜2週間は続けたいですね。



睡眠の質を上げる

 最適な睡眠時間を知っていても、きちんと毎日それだけの時間を確保するのは難しいですよね。そんなときは、睡眠の質を上げることでフォローしましょう。

毎晩、眠る前に行うストレッチ

ぐっすり睡眠できる環境を整えるには、夜ストレッチをして体をほぐすのも有効です。



開脚ストレッチ

股関節を刺激することで成長ホルモンが分泌され、疲れが回復しやすくなります。


回転ストレッチ

日本人は日中、姿勢が悪かったり、前傾姿勢になっていることが多々。眠る前に本来の姿勢に整えることで、体がリラックスした状態で眠ることができます。

体内のリズムを整える

 「起きた!」という信号を体内に送ることで、体が目覚めて体内のリズムが整います。

「今日は眠くなりそう!」という日は…
人と話をしたり体を動かす

 眠気をおさめるには気分転換が効果的。分からないところを先輩に質問しにいったり、デスクワークがメインの人は立ってできる仕事を探してみるのも。

昼休みに20〜30分昼寝をする

 昼休みを利用して昼寝をすると、スッキリします。ベストは20〜30分。それ以上眠ってしまうと、ちょうど睡眠が深くなり始めたころに目覚めないといけないので、寝起きが優れません。時間がなければ10〜15分でもOK。カフェインを摂取してから眠ると、なおよし! カフェインは効くまでに20〜30分時間がかかるので、ちょうど目覚めるころに効き始めるのです。

デポル京都代表
スポーツトレーナー
宮崎要輔さん

「リビングカルチャー倶楽部」でストレッチなどの講座の講師を務める

眠くなってしまったときは?

いろいろと対策をしても眠いときは眠いもの。そんな、とてつもなく眠いときは、思い切ってトイレなどで仮眠するのも一つの手。1分でもまったく違います。リフレッシュには、顔を洗ったり、階段を上り下りしてみて。眠気が和らぐストレッチもお試しあれ。


眠気を覚ます

トイレなどで姿勢よく立ち、つま先を上げる。ちょうどみぞおちの高さあたりの背中の中央を指で押す

その状態で目を閉じ、ゆっくりと「4秒息を吸う→4秒息を止める→8秒息をはく」。これを1〜2分繰り返す

腰骨ストレッチ
腰骨を浮かすことでアイデアが湧きやすくなり頭がさえるので、眠気が吹き飛びます。

昼間の眠気対策を読者が実践

眠気対策について教わったことを、ほぼ毎日眠くなるという読者のH.Aさんに5日間、実践してもらいました。

「仕事中ほぼ毎日眠くなります。軽いときは『あー、少し眠いなー』レベルで、眠気MAXのときはデスクでもうつらうつらしてしまいます(笑)」
体験にあたり、「とりあえずデスクで意識が飛ぶことがなくなるといいなと思います!!!」と意気込みを語ってくれましたが、さて結果は?

1番効果があったなぁと思ったのは階段の上り下りなど、
体を動かすことでした!

京都にも眠気対策を行っている会社が!

就業中の“昼下がりの眠気”について、会社として取り組んでいるところがあると聞き、さっそく訪ねてみました。

取材に訪れたのは、某日午後1時30分。すでに、畳やビーズクッションに身をゆだね、ぐっすりと睡眠中の人が5人ほど

眠くなったら自由に昼寝できる会社「はてな」

「うちの会社では、眠気が訪れたら社員が自由に昼寝できる『昼寝制度』があるんです」とは、インターネット関連事業を開発・運営している会社「はてな」の執行役員・田中慎司さん。「昼寝制度」とは昼休みはもちろん、勤務時間中でもどうしようもなく眠くなったら、自由に昼寝できる制度のこと。

「社長が『眠い頭で仕事をしても効率的でない』と唱え、自ら眠くなると床で寝ていたことが『昼寝制度』の始まり」だそう。その後、社員の間でも「きちんと眠れるスペースがあったら昼寝をしたい」という要望が増え、2010年に8畳ほどの“昼寝スペース”が作られたとか。畳と掘りごたつの空間には、5つのビーズクッションが用意されていて、ゆったりと安眠できそうですね。

眠りやすい場所ということで“昼寝スペース”が用意されていますが「昼寝する場所も自由」。訪問した際には、デスクでうとうと寝ている人もいました。

「昼寝制度」が取り入れられるようになってからは、「午後一番の会議でも、みんなスッキリとした頭で臨めるので、発言する人が増え業務がスピーディーになった」(田中さん)そうです。

きちんと体を預けて眠れるので気持ちいい(S.Y)
週に3〜4日利用していますが、午後眠くなりません(N.T)
マイ毛布を持参して、自分のデスクで10分ほど寝ています。無理に眠い目をこすって仕事をするよりも、後で一生懸命した方が仕事もはかどる(M.T)