読者の目撃談から学ぶ 気遣い美人になる!

気遣い美人になる!
2012年、シティのスタートは“気遣い”の特集です。気遣いって、自分ではできているつもりでも、人から見ると実は…ということも。そこで読者の目撃談をもとに、“職場での気遣い”について検証してみました。これさえ読めば、今年はあなたも“気遣い美人”に!?


シティ読者に「気遣いができていると思いますか?」と尋ねたところ、約7割の人が「できている」と答えました。ただ一方で、「気遣ってくれているんだろうけれど、少しズレているのよね」という話も。善かれと思っての言動が、相手に伝わっていない場合もあるようです。そんな場面を読者の目撃談から集め、専門家に気遣いのポイントについて教えてもらいました。

株式会社ソフィアパートナーズ・代表。日本航空株式会社退職後、客室乗務員時代に得た経験を生かし、企業の人材教育などを手がける同社を設立。300社を超える企業、自治体などでの教育実績を持つ


「相手が喜んでこそ気遣い」と話すのは、人材教育などを手がけるソフィアパートナーズの増谷淳子さん。「読者の目撃談に見られるような、ズレた(?)気遣いは、形だけの気遣いになっていることが多いようです。それは、自分が“気遣いできない人”だと思われたくないために、パフォーマンスだけになっていたり、気持ちがあっても、きちんと相手に伝わっていないから。相手を大切に思っているから、役に立ちたいという気持ちが伝われば、相手も喜んでくれるはずです」

仕事で失敗して落ち込んでいたとき。同僚が慰めようとコーヒーを持ってきてくれたけれど、そのときの言葉が上から目線で、逆にイラッとした(R・M)

落ち込んでいるときは、声もかけずにソッとしておいてほしいのか。それとも、元気がでる言葉をかけてほしいのか…。人によっても、その状況によっても違いますよね。その場にあった気遣いをするには、普段から相手のことを知っておくことが大事。また、相手の表情から「今どんな心情なのか」を感じ取ろうとする気持ちが大切です。そんな思いを持ってかける言葉は、きっと相手にも伝わりますよ。

仕事が多くてバタバタしていた私を先輩が心配して、上司に「○○さん仕事が多くて大変そうです」と言ってくれたのはいいけれど、逆に上司からは「仕事嫌なんか?」と聞かれた(K・A)

この場合、先輩はまず、後輩である“私”に声をかけてみるのがいいでしょう。実際の状況を把握すると、実は、忙しい原因は段取りの悪さにあったなんてこともあるかもしれません。そうすると、アドバイスをすることで、後輩の忙しさが多少は緩和されます。ただし、このままだと業務に支障をきたすといった急を要する場合は、上司に相談してみて。状況・原因・自分の考えを合わせて話すとスムーズです。