「さようなら、おっぱい! 断乳に挑戦~ 後編~」 おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 Vol.41 


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断乳2日目、朝8時起床。とってもご機嫌な様子で、いつもならおっぱいを欲しがるのに今日は何も求めてこない。おやおやおや? すでに乳離れできている?夜はどうなるか……。

息子に変化が少しずつ見られるのは嬉しくも、母の役目が終わってしまう気がして、少々寂しさを感じつつ、私は自分の変化に気づく。

そして、乳がパンパンに腫れているのである。こっこれは…! 

うわさには聞いていたが、断乳して数日は授乳できない分、おっぱいが腫れあがるというやつか!? しかも岩のように硬くなって、痛くて痛くて眠れないとか、そういった話も聞いている。

私は産後、ありがたいことにおっぱいがよく出るタイプだったので授乳していない時間が長いと、おっぱいがパチパチに腫れ上がってしまったのだった。

しかしながら、最近の私のおっぱいはあのころほど元気が無く、ホルスタイン乳からこども用お茶碗乳にまで降格していた。断乳2日目にして、久しぶりに味合うこのパチパチ具合。痛みを伴いながら、なぜか自分のおっぱいを誇らしく思う私がいる。

痛みと共に、熱を帯びてきたので、思い切って搾乳してみる。色々調べたところ、数日は搾乳自体も我慢する必要があるらしいが、痛みに耐えられなくなってきたので仕方あるまい。うーん、この腫れ、いつまで続くんだろう~?

一方、息子はいつもどおり、おもちゃで遊んでいる。お昼までおっぱいもなし。いいぞいいそ! 昼食はたまご雑炊と、野菜の煮物。いつもなら一生懸命食べない離乳食も、断乳しているからか、普段よりはよく食べた! これも断乳効果なのか!!食事を終え、夕方になってもおっぱいも一向に欲しがらない。

おぉ、これはうまくいくかもしれない。結局、息子は夜までおっぱいを求めてこなかった。

断乳2日目の夜がやってきた。今日はさすがに夫に協力してもらおうと、私は別室で寝ることにしていた。ちょっと遅い時間になれば、きっと眠くなるだろうと、22時半まで遊ばせてから、布団に入った夫と息子。

夫は絵本を読みながら息子をどうにか寝かしつける作戦でいくらしい。わたしはそっと部屋を出て別室で息子が眠るのを待つ。30分後、やけに静かなので様子を見にいくと、布団の中でスウスウと眠る息子がいた。なんと!

「朝まで泣きじゃくるのではないか…?」と不安げな夫をよそに、布団に入り30分後、息子は目をこすりながらすうすうと眠ってしまったそう。

断乳、こんなに楽にできるものなのか!? ちょっと寂しさを残しつつ、翌日、断乳3日目、同じようにいとも簡単に一日を無事終えたのである。この日を境に息子の寝かしつけは、絵本を読めば簡単にできるようになった!

今まで寝不足に耐えながら育児と仕事に励んでいた日々はなんだったのだろう……?

その日、息子は夜眠ってから朝まで一度も起きることもなく、21時から8時まで通しで眠った。このことにわたしはえらく感動してしまい、朝から小躍りをして喜んだ。

この快適さと言ったらない! 眠れることがこんなにも幸せなことなんて!

息子が生まれてからこの1年半、ずっとずっと寝不足で3時、4時間以上続けて眠れた日なんてなかった。今思えばあの辛かった日々が懐かしい。

喜びもつかの間、わたしの腫れ上がっていたおっぱいは断乳3日目で力尽き、搾乳が不要になるくらい風船のようにしぼんでいった。

痛みはないが、なんだこの寂しい感じ。もう自分がお婆さんになったような気さえする。

「おぉ、こんなにもかわいそうなおっぱいになるとは…」

その角度は、冬季オリンピックのスキージャンプ台ほどの急斜面で、
断乳前の膨よかな乳に別れを告げ、無事息子の乳離れ、成功となったのだった。

(Boojil(ブージル))


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