「糀」のチカラで、体の内から外からキレイになる! うえだひとみさんの糀講座【後編】


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近頃、よく耳にする「こうじ」。「こうじ」を表す漢字は、「麹」と「糀」の2種類あります。米、麦、大豆などの穀物でつくられているものは『麹』、そして、米のみで作られたものを『糀』と表現します。

【前編】では、日本糀協会の糀エヴァンジェリストスーパーバイザーのうえだひとみさんに、その2つの漢字の由来に加えて「風邪予防になる食べ方」や「塩糀で作る鍋レシピ」を教えていただきました。

【後編】では、「甘糀」をつかったスイーツレシピ手作りコスメをご紹介いただきます。

Q. 「糀」はスイーツになるの?
A.「忙しい時って、ついつい甘いものに手がのびてしまいますよね。クッキーやチョコレートなど、手軽に糖分補給できるスイーツは血糖値が一気に上がるので一瞬で疲れも和らぐかも? しれません。

ただし、一気に上がった血糖値は一気に下がるため、また甘いものに手がのびてしまう…。補給できないとイライラする…。そして、使われなかった糖分は脂肪に変わってしまうのです。そんな時にこそ、「甘糀」(あまこうじ)を活用してみましょう。

どうしても甘いものが食べたい時、甘糀をスプーン一杯食べるだけで満足感が得られます。穏やかに血糖値を上げるので体への負担も少ないんですよ。しっかりとした「甘み」が、そのあとの食べ過ぎ防止にもひと役買ってくれるのです。普段から甘糀を常備しておくことをおすすめします」(うえださん)

「甘糀」を使ったスイーツレシピも、うえださんに教えていただきました。

■シュガーレスシュークリーム

穏やかに血糖値を上げる甘糀は、体の負担も少ないのでうれしい。自然な甘味の甘糀を砂糖代わりに使うのがポイントです。

<材料> 約20個分
A
・米油 40g
・水 50g
・牛乳 50g
・米粉 50g(ふるう)
・卵120g(約2個)
・甘糀 小1
B
・生クリーム 100g(8分たてして冷蔵庫で冷やしておく)
・甘糀 80g
・かぼちゃ 180g(皮と種を取り除き、500Wで4分ほど加熱氏、裏ごし)
・マスカルポーネ 100g

<作り方>
1)オーブンを180度に加熱。
2)鍋に米油、水、牛乳を入れて木べらで混ぜながら中火にかける。
3)沸騰したら火から下ろし、米粉を加えてしっかり混ぜる。
4)再び中火にかけて練る。
5)水分が飛び、まとまったら火からおろし、卵を5回ほどわけて混ぜる。
6)(4)を絞り袋に入れて、クッキングシートを敷いた天板に直径2~3cmの丸型に絞る。
7)約180度20分焼いて、焼きあがったら冷ましておく。
8)Bの生クリームにかぼちゃ、マスカルポーネチーズ、甘糀の順にそっと混ぜる。
9)(7)の生地の上側に切り込みを入れ、クリームを絞り袋を使ってシュー生地に絞り出し、完成。

Q. 食べる以外に「糀」の使い道は?
A.「甘糀には、疲労回復や美容に効果的なビタミンB群が含まれているというのは【前編】でもお話しました。今回はきれいになれる「美容面での活用法」を2つご紹介しましょう」(うえださん)

■「甘糀」で冬の保湿パック
<材料>
・甘糀 大さじ1、
・小麦粉 小さじ2、
・はちみつ 小さじ1

<使用方法>
材料をを混ぜて清潔な手にとり、顔全体(目や口に入らないように注意)にのせて3分おいて、洗い流す。
糀のビタミン・アミノ酸・ミネラル・コウジ酸が お肌に透明感を与え保湿効果が期待できます。
※肌の弱い方は、あらかじめパッチテストをしてから使用してください。生のものなので、使い切り分を作って使いましょう。

■「甘糀」の化粧水で、しっとりお肌に
<材料>
・甘糀 大さじ1
・精製水 大さじ1

<使用方法>
材料を混ぜて、ガーゼなどで漉して絞ったものを清潔なスプレーボトルに入れる。コットンにスプレーして使うのがおすすめ。ムラなく使え、余分な角質を落としてくれます。

*作ったあとは必ず冷蔵庫で保存。3日間ほどで使い切りましょう。肌の弱い方は、あらかじめパッチテストをしてから使用してください。

こんなふうに食べること以外でも楽しめる「糀」。簡単に作れるパックや化粧水はお手軽なのでおすすめです。

「『糀』さえ常備しておけば、料理にコスメにと幅広く利用できます。体の内側だけでなく外側からもヘルシー&キレイになれますね」とうえださん。食べても肌につけてもキレイに導いてくれる頼もしい味方。今年は「糀」ライフを愉しんでみませんか。

うえだひとみ プロフィール
糀エヴァンジェリスト・スーパバイザー。ベジフルビューティーアドバイザー・brownworks主宰。 看護師としてICU・外科に勤務し、健康やアンチエイジングについて興味を持つ。家族が健康で心穏やかに、自身が若々しく生活するには食が基本と考え、内側からの健康美「インナービューティー」について学ぶ。なかでも糀のパワーに感動し、糀の魅力を伝えている。パン職人としても活動する傍ら、プライベートではマラソンや山登りを趣味として健康的な生活を日々実践している。


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