織田裕二さんにインタビュー


織田裕二さんYuji Oda

チャンスによって生かされている
昔のライバルも今は戦友

4年ぶりの映画出演となる織田裕二さん。「絶対やりたい! と思う作品にようやく出合えた」と語る新作は「ボクの妻と結婚してください。」という突拍子もないタイトル。「最初は『何だコレは!?』と驚きました。でも最後は、こういう選択肢もアリだな。『は?』と思った自分は浅いなぁと思えました」。役どころは、余命半年と告げられ突飛なラストプランを企てる夫・修治。

「苦しく重いのではなく、明るくてちょっと笑いながら切なくなる、こういうテイストが僕は大好きなので、この作品に出合えて幸せでした」

「妻の魅力をもう一度見直すラブストーリーだね」。気丈な妻(吉田羊)の振る舞いは涙をそそる。自分の死後に残された家族の未来を思っての愛情が根底にあるとはいえ「妻と他の男をデートさせるなんて、嫉妬は当然あるでしょ(笑)。でも時がたって、いずれ子どもにとって男親が必要になったりして再婚するなら、その相手が誰だかわかんないより、男の自分の目で見て確かな男とのほうが幸せになるかもしれない。奇想天外なエゴだけど、死によって何を残せるか、その気持ちもわかる気がします」。

「人生50年と思ってたから、折り返し地点はとっくに過ぎた。この先は前の20年と同じ勢いではできない」と織田さん。「若いうちは同世代のライバルの中で生き残る闘いだったけど、今はそれを超越して、お前も生き残ってたか、と戦友のような感覚になってきました」。ずっと第一線で活躍してきたからこその思いがある。

「僕らは頂いたチャンスによって生かされている。いい仕事をしないと次にいつ仕事を頂けるかもわからない。企画から実現まで数年はザラだし、お蔵入りもあるし、一つの作品が完成するのは奇跡。だからこの先も巡り合ったご縁に対しては悔いのないようにやりたい。僕は元来グウタラだから、せめて仕事くらいは真面目に一生懸命に、それしかないです」

コレに出演!
「ボクの妻と結婚してください。」
余命宣告を受けた放送作家・修治(織田裕二)が妻・彩子(吉田羊)の未来を願って「最高の結婚相手」を探す一風変わったエンディングノート。良き理解者(高島礼子)の協力を得て「結婚相手」を探し出す。

11月5日(土)から全国公開
(c)2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会

PROFILE

1967年、神奈川県生まれ。1987年映画「湘南爆走族」でデビュー。その後ドラマ「東京ラブストーリー」「振り返れば奴がいる」「踊る大捜査線シリーズ」のほか、映画「彼女が水着にきがえたら」「ホワイトアウト」「踊る大捜査線THE MOVIEシリーズ」「県庁の星」など多数出演。現在ドラマ「IQ246 ~華麗なる事件簿」(TBS系)出演中

キャスティング・文/かしわぎなおこ、撮影/渡辺真一、衣裳協力/トンボリーニ


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