“カミングアウト”から学ぶ、有給休暇取得のコツ


ちょっとオネエ目線

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昼はプランナーとして働く、自称OL(おっさんレディ)のT子の連載コラムです。
格安スマホや格安SIMを提供するBIGLOBEが先日「有給休暇に関する意識調査」を発表していました。有給休暇といえば、OL、ビジネスマンにとって“もっと欲しい”と思ううれしいお休み。働く人に心身の疲労を回復し、ゆとりある生活を保障するために付与される、法律で定められた労働者の権利です。今回はこの「有給休暇」についてオネエ目線で考えてみました。

職場の空気で休めない人が3割

調査によると、「職場の空気で有給休暇を取りづらい人は3割」にのぼるとのこと。さらに20代は「上司・同僚が有給休暇を取らないから」が32%と、ほかの世代よりも10ポイント以上高く、周囲を強く気にする傾向が明らかとなったそう。まぁ、「会社を休んでいいですか?」と言いづらい空気が会社にあるということだけど、それって実はアタシたちの「カミングアウト」に似ているのかな?って気がします。

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有給休暇取得とカミングアウトは似ている!?

というのも、ゲイであることをカミングアウトすることも、有給休暇の申請をすることも、「言ったら嫌がられるかな?」「仕事の評価に影響しないかな?」など、周りの人の目や会社での立場をとても気にすること。

ただ2つの大きな違いは、有給休暇は会社が誰かが休んでもサポートできる体制を作るべきなのに対し、セクシャリティは直接仕事とは関係なく会社はそれをサポートする義務はないというところ。そういった面でも、ゲイカミングアウトの方が制度で守られていない分、もちろんハードルが高いです。

※マイクロソフトやIBM、ユニリーバなど、LGBTの就業支援をしている企業はありますよ!

カミングアウトから学ぶ心得

では、カミングアウトから学べる有給取得の方法ってどんなことがあるでしょう?

大切なことは、「人間関係づくり」と「仕事は真面目にきちんとする」ということじゃないかしら? そもそも人間関係ができていないと人に相談もお願いもしづらいですし、仕事が中途半端だと「だから〇〇は…」と悪い印象を持たれたりします。さらにカミングアウトには「『あの人ゲイだって』と影口を言われたり」「嫌悪感を持たれる」など、リスクも伴います。

そこは覚悟し開き直るしかなく、“開き直る”ためにも、「ゲイだからって軽視されないだけの人間関係と仕事の実力」があったほうがいいに越したことはありません。有給取得に関しても、周りのことをちゃんと気遣っていて仕事もちゃんとしてくれていたら、誰も文句は言わないでしょう。

会社のせいにせず、受け入れやすい空気づくりも

一方、この調査で有給休暇を取りやすくするために変えるべきは何かと質問したところ、「会社の制度」と回答した人が66.6%となり、「個々の意識」(33.4%)を大きく上回りました。カミングアウトの場合は個々の意識のほうが重要だと思いますが、有給休暇に関してはより会社の責任が問われる結果になったようです。

でも有給休暇という制度はあるのだから、会社任せにせずに自分で休みやすい空気づくりもアリだと思います。

というのも、アタシ会社ではほぼオープンですが、一度も自分からカミングアウトしたことないんです。普段の会話でそういう知り合いが多いことや二丁目に行くことなどもフツーに話していたりすると、周りの人は「そうかな?」と勝手に思うようで。聞かれたときにだけ、「そうだけど、何か?」と答えています。

有給休暇でも事前に休む予定を共有して周りもそれを意識できるようにするとか、仕事がどうしようもないときは「旅行土産買ってくるから」とお願いするとか、相手に快く受け入れてもらうために自分でできることあるわよね?

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引用元:
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2017/07/170731-1 

T子さん 写真

T子

新宿2丁目のドラァグクィーンやお店のママから、各界のスペシャリストや芸能人までさまざまな人脈を持ち、シティリビングにてインタビューコラム「おネエno部屋」を3年間にわたり連載。恋愛、美容、仕事、人生など、さまざまなOLの悩みに答えてきた。昼の姿はプランナーとして、PR会社に勤務する普通のOL(おっさんレディ)。最近の趣味はグルメとインテリア、そして愛犬のジジと遊ぶこと。
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