大豆イソフラボンの新事実! 4人に3人は摂っても意味がなかった!?


大豆イソフラボンの新事実! 4人に3人は摂っても意味がなかった!?

女性の美と健康に効果大!と人気の大豆イソフラボン。でも、最近わかった新事実によると、がんばって大豆製品を摂取しても、その効果を得られる人とそうでない人がいるらしいんです! いったいなぜ!? 今回は、その理由と対策をお伝えします。

●カギになるのは大豆イソフラボンからできる「エクオール」

そもそも、大豆イソフラボンが美容と健康に良いとされているのは、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをするため。

エストロゲンは、肌のハリ・ツヤを保ったり、生理周期や自律神経の調子を安定させたりと、女性が女性らしく健康的であるために欠かせないホルモンです。その大切なエストロゲンを食品で手軽に補給できるということで、大豆イソフラボンが人気になったんですね。

しかし近年の研究で、大豆イソフラボンそのものがエストロゲンのような働きをするのではなく、体内で「エクオール」という物質に変化することが重要だとわかってきたそう。

そしてこのエクオールは、エクオール産生菌という腸内細菌によって大豆イソフラボンから作られます。つまり、大豆イソフラボンを摂取しても、効果を感じられるかどうかは、エクオール産生菌が腸内できちんと働いているかにかかっているんです!

●エクオールを作れる人は、若い女性ではなんと4人に1人!

では、このエクオール産生菌が腸内で活発に働き、エクオールを作ることができる人はどれくらいの割合なのでしょうか?

実は、エクオールを作ることができる人は40歳以上の日本人では50~60%と約半分。これでも、少ないような気がしますよね。しかし、それより若い世代ではさらに割合が減り、なんと30歳未満では20~30%しかいないという調査結果もあるそうです。

つまり、日本の若い女性のうち、大豆イソフラボンを効果的に利用できるのは4人に1人ということ。本当はそれほど好きではないのに、美容のために豆乳を飲むようにしていた…という女性にとっては、これはなんともショックな話ではないでしょうか。

なぜ、世代によってエクオールを作る能力に差があるのか、現在のところハッキリした理由はわかっていませんが、食生活の変化が原因ではないかと考えられています。

もともと、エクオールを作れる人の割合は、大豆製品を食べる習慣のある日本や中国、韓国では高く、欧米では低いという傾向がありました。しかし、今の日本の若い世代は食生活が欧米化して、大豆製品の摂取量はぐんと減っており、また、腸内細菌のエサとなる食物繊維の摂取量も減っているのだそう。そのために、エクオールを作れる人の割合が欧米並みになってしまったのではないかと考えられているようです。

●エクオールを作れない人はどうすればいいの?

では、エクオールを作れない人はどうしたら良いのでしょう?

もっとも手軽なのは、エクオールをサプリメントで摂るという方法です。まだあまりメジャーではありませんが、製薬会社などからエクオールのサプリメントが発売されています。

また、確実に効果があるかはわかっていませんが、食生活を変えることでエクオールを作る力を高めることができるのではないかとも言われています。

前述のとおり、大豆製品をよく食べる国にエクオールを作れる人が多いわけですから、日ごろから大豆製品をよく食べ、食物繊維をしっかり摂って、エクオール産生菌が活動しやすい腸内環境を作ればエクオールを作る能力が高まるのでは、という考え方です。

もしエクオールの生産能力には変化がなかったとしても、良質なたんぱく質を含む大豆製品と食物繊維を摂るのは、体にも美容にも良いことです。食生活改善の一環としてチャレンジするのはアリでしょう。

どうしても、自分がエクオールを作れるタイプなのか、そうでないのかが気になる!という人は、医療機関や検査キットなどで簡単にチェックできるので、試してみても良いかもしれませんね。

<文/市川裕子>


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