健康な爪でネイルアートを 楽しむための爪トラブル対処法

爪(つめ) 健康な爪でネイルアートを 楽しむための爪トラブル対処法


きちんと知る女性のカラダ

 爪のオシャレを楽しむ女性が増えている一方で、爪がもろくなったり、変色してしまったりなどのトラブルに悩む人も少なくないようです。今回は、キレイな手元を演出する「爪」に注目。美しさと健康を守るポイントを専門医に聞きました。

爪(つめ)
健康な爪でネイルアートを楽しむための爪トラブル対処法

爪のカビ、知覚過敏に要注意 サロン選びは重要です

まず、ネイルに多いトラブルとしてあげられるのが、①感染症(グリーンネイル)、②爪甲の菲薄(ひはく)化、③乾燥です。

「ネイルアートは正しく行えば安全ですが、トラブルも多い。最近は、誤ったネイルケアがトラブルの一因になっています」と話すのは、爪の専門医・野田弘二郎先生です。

①の爪が緑色になるグリーンネイルは、つけ爪(人工爪)の人に起こり得るカビのトラブルです。例えばジェルネイルが自爪から浮き上がってしまった場合、すき間に水が侵入して緑膿菌が繁殖しやすくなります。浮き上がりを放置しないことが大切です。

②は、過剰なネイルアートやサロン選びに問題があるかもしれません。

例えば、ジェルネイルは爪の表面を削ることで定着を高めますが、未熟なネイリストが行うと爪を削りすぎてしまう場合が。さらに「1、2週間の短いスパンで乗せ替えをすすめてくるようなサロンは要注意。繰り返すことで爪がどんどん薄くなり、知覚過敏のような痛みを感じる状態になります。もともと爪が薄い人は、特に注意しましょう」と野田先生。

①も②も、まずは人工爪を外すことが先決。見た目が悪いからといって、爪のオシャレを続けてしまうと爪の病気を悪化させてしまいかねません。皮膚科または爪の専門医に相談しましょう

③は、除光液に含まれる化学物質アセトンが爪の油分や水分を奪うことが原因の一つ。乾燥は二枚爪の原因にもなります。「除光液はアセトンフリーを。リモネンが主成分の除光液は落ちはあまりよくありませんが、爪への負担が少ないのでおすすめです」

爪の構造

爪甲は一般に「爪」と呼ばれる部分で、爪母という部分で作られます。できたての爪はまだ柔らかいため、爪上皮(あま皮)で覆われています。爪半月は爪の付け根にある乳白色の部分です。

キツイ靴を履いていませんか? 貧血や水仕事も爪に悪影響

そのほかのトラブルとして、「最近相談件数が多いのが巻き爪。それに噛(か)み爪、押し爪が原因で起こる変形です」と野田先生。「爪は、〝圧迫〞に弱いという特徴があり、ハイヒールなどのキツい靴を履き続ける女性は巻き爪になりやすいですね。冷え対策グッズとして人気の着圧ソックスや靴下の重ね履きなども、爪を締めつけるのでよくありません。着圧ソックスは、指先のないものならいいでしょう」

一方、噛みグセや押しグセによる深爪、爪の凸凹などの変形は、ストレスやメンタル面が大きく影響しているそう。

「当院では、治療のためにジェルネイルで処置することもあります。いったんキレイな爪に整えることで、自分のクセに気づき、よい方向へ向かう患者さんも多いですよ」

最後に、健康な爪をはぐくむ生活習慣についても知っておきましょう。

「例えば二枚爪は、鉄血欠乏性貧血や家事(水仕事)なども関係しています。丈夫な爪を維持するためには、食事で鉄分をきちんと補給することが大切。洗いものは熱いお湯を避け、手袋をすると爪の脱脂(乾燥)を防げます。ハンドクリームで日常的に保護するのも効果があるでしょう」

間違った健康法やネイルケアで爪を傷めてしまう人も多いようなので、見直してみて。

爪のマッサージのしかた

爪甲や後爪郭、爪甲の両側面を指の腹でやさしくマッサージすることで血行を促し爪の成長を促進します。やわらかい爪半月の部分を強く押してしまうと爪を傷めるので、爪半月はさわらないで。仕上げにハンドクリームなどで爪に油分を補ってあげると、柔軟性を取り戻せます。


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