岩沙好幸弁護士のOLかけこみ法律相談所/辞めさせてくれない会社を円満退社するには?


岩沙好幸弁護士のOLかけこみ法律相談所

男女の恋愛トラブルや会社での嫌がらせ、友だちとの金銭トラブルなど、どうしたら良いのかわからず、ひとりで抱え込んでいませんか? 周りの人には相談しづらい悩みこそ、法律のプロに相談しましょう! 経験豊富なアディーレ法律事務所の敏腕弁護士が、悩みをスッキリ解決しますよ!

  • 地元に帰って再就職したいのに、
    会社が人員不足を理由に辞めさせてくれません

    【20代の女性からご相談】
    私は、大学を卒業してから、ずっと地元を離れ、中小企業の経理担当として勤務していました。しかし最近、両親の具合があまり良くないこともあり、地元に戻りたいという気持ちが出てきました。そんなときに私の幼馴染が、地元で会社を立ち上げた先輩を紹介してくれ、お話をしたところ「ぜひうちの会社で働いてほしい」と誘われました。
    お給料も今より上がりますし、地元に帰りたい私にとっては好都合でした。すぐ会社に退職したい旨を伝えたところ、今は人手も足りないし、退職は許可できないと言われてしまいました。私はせっかくのお話しを無駄にしたくないので、一日でも早く会社を辞めて地元へ戻りたいのですが、会社を辞めるためにはどうしたらいいのでしょうか?

  • 会社を辞めるには
    どうしたらいい?

    労働契約に期間の定めがないことが前提になりますが、労働者が会社を辞めることは基本的には自由にできます。すなわち、民法の規定によると、労働者が退職を申し出さえすれば、原則として、2週間後に退職の効果が生じます(民法第627条第1項)

    2週間の予告期間を置くことが必要にはなりますが、会社の承認や同意は不要とされているのです。もっとも、就業規則等で2週間より短い予告期間を置けばよいとされているときはその期間を置くことで足り、他方、2週間より長い予告期間が定められていてもその規定は無効であり、民法上の2週間の予告期間を置けば足ります。

    なお、ここでいう退職の申し出とは、退職を届け出る書類である「退職届」を提出することを意味しており、退職を願い出る書類である「退職願」を提出することではありませんので、注意して下さい。

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アディーレ法律事務所 岩沙 好幸(いわさ よしゆき)弁護士
弁護士(東京弁護士会所属)。慶應義塾大学経済学部卒業、首都大学東京法科大学院修了。
弁護士法人アディーレ法律事務所。
パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。
動物好きでフクロウを飼育中。
近著に『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマドットコム)。
■ 『弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ』も更新中。
http://ameblo.jp/yoshiyuki-iwasa/
■ 頼れる労働トラブル解決なら
http://www.adire-roudou.jp/

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