会話下手で話が弾まない… 会話やコミュニケーションを 上達させるにはどうすればいい?【はあちゅうの塩対応人生相談】


読者の恋愛や人生の悩みに、恋愛に鋭い視点をもつはあちゅうさんが塩加減多めで回答。行動に迷う働く女子のヒントに。

会話下手で話を弾ませることができません。映画の感想は「面白かった」しか言えず、3人以上での会話は頭が真っ白になり、うなずいて笑っているだけ…。はあちゅうさんの書籍に“普段から思考をしない人はつまらない”と書いてありましたが、まさに私のことです。会話やコミュニケーションは上達するのでしょうか。(25歳/M.M)

 書籍を読んでくれてありがとうございます。うれしいです。相談者さんにお読みいただいた「言葉を使いこなして人生を変える」は、ネット上でnoteというサービスを使って毎日1つエッセイを書く試みをまとめたものです。文章を書きなれている私でも、毎日1つエッセイを書くのは大変です。けれど書く仕事を長く続けていきたいので、この「1日1エッセイ」で自分を追い込むことで、呼吸するように書ける体質を目指しています。他の書くお仕事をこなす上での基礎体力づくりみたいなものですね。体力づくりのために朝ランをするのと同じ感覚で、文章の体力づくりとして毎朝エッセイを更新しています(有料ですが、もしご興味が湧いたら見てみてください)。

 ところで、書く時に一番大切なのは書くネタを見つけることですが、そのために私は毎日「自分で自分に取材」をしています。

 相談者さんは芸能人やスポーツ選手の言葉にはっとしたことはありませんか。彼らの中には、元から伝える力が高い人も多いと思いますが、取材を受けるという機会自体が彼らの言葉を磨いているように思います。取材やテレビ収録では「人生で一番つらかったことは?」「同世代にメッセージをください」などと、考えたこともないような質問をされます。この時なんでもいいから答えを出さないとその場が成立しないので、必死に答えを捻出します。このこと自体が考えて話す訓練になっているんです。

 また、質問を聞かれることが日常になるといつどんな質問がきてもいいように、面白いネタを日常から探したり、考えたことを忘れずに記憶したりするようになります。つまり取材をされていない時でも「自分で自分に取材」をしながら過ごすことが、話す能力を磨いてくれるんです。

 相談者さんにもこの「自分で自分に取材」の習慣をオススメしたいと思います。1日1行でいいので日記をつけてみてください。そして、日記には1日の中で誰かに伝えたくなったことを書いてみてください。読んだ本が面白かったなら、どう面白かったか、誰にすすめたいか。おいしいものを食べたなら、どんな料理だったか。そうやって誰かに「伝えたいこと」をたくさん集めましょう。コミュニケーションで一番大切なことはうまく伝えることではなく、伝えたいことがあることです。

 まずは「伝えたいことでいっぱいの自分」になってみて、その伝えたいことを周りの人に話すようにしていたら、いつのまにか会話上手になっていると思いますよ。

伝えたいことがあることが大事
誰かに伝えたくなるネタを毎日ストック
「自分で自分に取材」を習慣化

Profile はあちゅうさん
ブロガー、作家。「小さな野心を手帳で叶えるオンラインサロン」主宰。慶應義塾大学在学中、女子大生ブロガーに。電通、トレンダーズ勤務を経てフリー。現在、講演、女性誌コラムほか、SNS などで随時発信中。今年「群像」(講談社刊)で文芸誌デビュー。近著に「言葉を使いこなして人生を変える」、9/26 に新刊小説「通りすがりのあなた」を発売
■ブログ:http://lineblog.me/ha_chu/
■ツイッター:https://twitter.com/ha_chu
■インスタグラム:https://www.instagram.com/ha_chu/

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